元AppleのエンジニアがiPadをMacのサブモニターに変えるすぐれものアプリ、Duetをリリース

iPadをMacのサブモニターに使おうという試みはiPadの登場とほとんど同時に始まった。しかしそうしたアプリのほとんどは一度使ったら二度とは使われないようなものだった。Wi-Fi接続を利用しているのでビデオのパフォーマンスは耐えがたいほど悪く、アニメーションはガクガクし、長いタイムラグがあった。新しいiPadアプリ、Duetは元Appleのディスプレイ担当エンジニアが開発したもので、これまでとはまったく別物だ。iPadをMacのサブモニタとすることに初めて成功している。

「リフレッシュ・レートは毎秒60フレーム、ゲームでさえタイムラグを感じさせないパフォーマンス」だというDuetのファウンダー、Rahul Dewanの主張に当初私は懐疑的だった。「おいおい、酔っ払ってるんじゃないのか?」と思ったものだ。しかしDuetのパフォーマンスはまさに主張のとおりだった。またインストールも簡単だ。

ブレークスルーのカギはLightning 30ピン・ドックコネクターによる接続と、iPadをディスプレイとして認識させるMac用ドライバーの開発だ。 このDuet専用ドライバーのインストール後、1回だけMacの再起動が必要になるので、その点だけはやや煩わしく感じられるかもしれない。しかし再起動後はDuetはメニューバーのアプリケーションとして登録される。また最初の起動時には詳しいツールチップが表示されるので使い方で迷うことはないだろう。

iPad側についていえば、App Storeでアプリを購入してインストールするだけだ。LightningケーブルでMacと接続し、アプリをスタートさせればMacの専用ドライバーがiPadを見つけ出し、サブモニタとして認識する。これは他のMac互換モニタをThunderbolt、DisplayPort、HDMIで接続した場合と同様だ。ユーザーはMacのCPUの能力、バッテリーの状態に合せてフレーム・レートと解像度を調整できる。

ただし、現在のバージョンにはDuetを接続すると他の外部ディスプレイにはある種のノイズが出るなど若干のバグが残っている。またMacのCPUの利用率はかなり高い。しかしFinal CutをiMacで使った程度では、Macのパフォーマンスに目立った悪影響は出なかった。ただしノートタイプのMacの場合、バッテリーの消費は激しい。どちらの問題も毎日使うのを妨げるほどの障害ではない。

Dewanは「iPadをMacのモニタに使いたい」という彼の父親の希望でこのアプリを作った。Dewanは集中的な努力でDuetをわずか30日で完成させた。これはAppleでのMacとiPadのディスプレイ・エンジニアとしての経験が大いに役立ったという。

DuetはiPhoneでも利用できる。ただしMacに一度に接続できるデバイスはひとつだけだ。将来は複数デバイスの接続、CPU利用率の低減、Windowsコンピュータとの接続などがサポートされる計画だ。このアプリはApp Storeで9.99ドルで販売されている。Mac用ドラバーは無料だ。過去にMacにiPadを接続するアプリでがっかりしたユーザーも、Duetは試してみる価値があるだろう。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Macが合衆国のPC市場で過去最高のマーケットシェアを達成

調査会社IDCによると、AppleのMacの合衆国におけるマーケットシェアは2014暦年の第三四半期でこれまでの最高を記録した。IDCが各四半期に発表するPCの市場動向調査によると、合衆国におけるApple MacのQ3の売上台数は234万台、マーケットシェアは13.4%となり、HP、Dellに次ぐ3位だった。これはAppleがPC市場でこれまでに達成した最大のマーケットシェアで、調査にはiPadなどのタブレットは含まれていない。

Macのマーケットシェアは前年同期2013Q3では12.9%、台数は207万台だった。合衆国の上位5位までのベンダは全員アップし、AcerとDellは成長率も上がったが、そのほかのベンダの計では売上は22.6%の減となった。全体では合衆国の市場は4.5%の増となり、マーケットリーダーたちがその他大勢の減少をカバーした形になっている。

グローバルベースではAppleの2014Q3のシェアは前年同期比で20.5%の成長、販売台数は551万台だった。それは全台数の6.9%で、全PCメーカー中、5位である。2013Q3のシェアは5.7%だった。

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Apple、2014年最終四半期の販売成績は3930万台のiPhone、1230万台のiPad、そして550万台のMac

Appleは2014会計年度の第4四半期についての業績報告を行った。まず目立つのは、ともかく膨大な数のiPhoneが売られたことだ。なんと3930万台ものiPhoneが売れたのだそうだ。iPadは1230万、Macが550万台で、縮小しつつあるらしいiPodラインは260万台となっている。

iPhoneは販売台数だけでなく、年次成長率についても素晴らしい成績となっている。この四半期よりiPhone 6および6 Plusが販売開始となり、そしてApple自らも認めるように、売り出し直後の販売成績は過去最高となっていることからも、当然のこととは言えるだろう。

アナリストはiPhoneの販売台数は3800万台、iPadが1300万台程度、Macが500万台弱で、iPodが230万台程度だと見込んでいた。ちなみに昨年同期はiPhoneが3380万台、iPadが1408万台、Macが457万台でiPodが350万台となっていた。

今年の成績を見ても、Appleの販売成績は大きくiPhoneによっている。iPadは、Macのように安定した販売台数を維持しつつも、伸び率的にはiPhoneに遠く及ばないという状況になっているようだ。iPad Air 2やiPad mini 3といった新しいデバイスも登場してきているが、来期の販売動向によって、Appleとしてのタブレット戦略が再考されることにもなるのだろう。

売上額についてみれば、昨年同期のiPhone売上額は1950万ドルだったが、今年はこれが2370万ドルに跳ね上がっている。iPadの方は620万ドルから540万ドルに減っている。但し、その分はMacの560万ドルから660万ドルとなった売上増できちんと埋めている形となった。

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(翻訳:Maeda, H


今週のAppleイベントを予想する

Appleはこの秋第二の大型イベントを、10月16日木曜日にクパチーノの同社Town Hall Theaterで行う。イベントでは様々な新製品が発表されることが予想される。

iPad

新しいiPadは、主としてiPad Airの新機種になると見られており、噂やリーク画像によると、すでに十分薄い現行機が、さらに薄い7 mmになるらしい。これはiPhone 6とiPhone 6 Plusのちょうど中間の厚さだ。

他には、指紋認証でログインできるTouch IDがiPadにも導入される。Touch IDが最初に登場したのは昨年のiPhone 5sで、現在は5s、6、6 Plusの3機種で利用されている。iPadにTouch IDが加わることによって、セキュリティーが向上するだけでなく、Appleが推進するApple Payに利用できるようになる。

また、iPadの製品ラインにゴールドカラーが加わるとの情報もある。

iPad miniの改訂についてはあまり情報が入って来ないが、Touch IDが追加されたケースのリーク写真があることから、AppleがここでもApple Payを使える機種を増やそうとしている可能性は十分ある。iPad Airと共にプロセッサーがA8にアップグレードされるかもしれない。薄くなることも考えられるが、私が考えるに、iPhone 6 PlusがiPad miniの売上を食い始めている今、焦点はiPad Airだろう。

12.9インチのiPadという噂もあるが、殆どの情報源は来年まで出ないという意見で一致している。

Macハードウェア

新しいMacがこのイベントに向けて準備されていることは間違いない。Appleはいくつかの新しいMacを開発中と言われ、12インチのRetina MacBookという声もあるが、最もありそうなのが新しいiMacだ。

Appleのオールイン機はそろそろアップデートの時期に来ており、今年はスペックやプロセッサーの改訂だけではなさそうだ。iMacは長い間、AppleがデスクトップにRetinaディスプレーを持ち込む場所だと言われてきたが、ついに今年はそれを見られそうだ。Retinaについてはまだ疑問も残るが、いずれにせよiMacの新モデルが出てくることは間違いないだろう。本体のデザイン変更もあり得るが、テーパーのついた細いエッジのデザインは今も十分にモダンだ。

新しい12インチのRetina MacBookは来年になりそうだと多くの情報筋が言っている。AppleはしばらくアップデートされていないMac miniの新機種を発表するかもしれない。このラインアップはAppleがあまり力を入れていないカテゴリーであり、今後の成り行きが注目される。

OS X Yosemite

Appleは、間違いなくこのイベントでYosemiteの一般公開バージョンを発表する。プレビュー版は6月のWWDCで発表され、まずデベロッパーに、続いて特別プレビューベータが一部ユーザーに提供された。Yosemiteは、iPhone 6/6 Plusと共に9月に公開されたiOS 8と協働する機能を数多く含んでいるため、そろそろ公開されないとおかしい。

Yosemiteへのアップデートは無料であることを、既にAppleが発表しており、Mac App Store経由で入手できる。OS X Marvericksが動作するMac全機種で動作するので、古い機種のユーザーには郎報だ。Yosemiteが公開される正確な日時はまだ不明だが、ユーザーはハードウェアをアップデートに備えておくとよいだろう。

その他

Appleはこの機会を利用してApple Watchの最新情報を提供するかもしれない。発売予定は来年たが、9月のiPhoneイベントおよびパリのファンションウィークで披露された。デベロッパーがどうかかわれるのか、あるいは発売時期の詳細を聞けるかもしれない。

他に考えられるのが、Apple TVのハードウェアだ ― Appleはこのメディアストリーム機を長い間改訂しておらず、ソフトウェアだけがアップデートを続けているが、Siriの音声コマンドを使用できるマイク内蔵バージョンが出るという噂もある。ホリデーシーズン前にApple TVが発売され、HomeKit等のiOS 8機能と統合されればその意味は大きい。

イベントまであと数日に迫っており、本誌は現地からライブで状況を伝える予定なので、木曜日の西海岸時刻10 amにはチェックをお忘れなく。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Apple、10月16日iPad/Macイベントの招待状を発送

Appleは多くの人々が期待していた10月のイベントを正式に発表した。そこでは新しいiPadやMac、さらにはデスクトップOSの最新アップデート、OS X Yosemiteの公開バージョンがデビューすると思われる。日付は10月16日、本誌は現地からあらゆるニュースを入り次第レポートする。

イベントは、クパチーノにあるApple本社内のTown Hallシアターで行われる。これは、昨年iPhone 5sと5cが発表された場所と同じで、先月iPhone 6と6 PlusがデビューしたFlint Centerよりはるかに狭い。Appleは前回Town Hallで行ったイベントをストリーム中継しておらず、今回も全体的に非公開の出来事になるかもしれない。

このイベントに登場する新しいデバイスやソフトウェアも、iPhone 6、6 PlusやApple Watchの発表ほどの強裂なインパクトには欠ける可能性が高いが、それでも山ほどの新製品が出てきそうだ。例えば現行モデルよりさらに薄いiPad Air。iPadで他にありそうなのがスペックの向上で、ストレージの選択肢はiPhone 6に倣うだろうし、Apple PayのためのTouch IDも入るかもしれない。

Macに関しては、Apple初のデスクトップ用Retinaディスプレーが新しいiMacに塔載されるかもしれない。これらと共に発表されるはずのYosemiteは、直ちに一般公開されるか、イベント後間もない時期の公開がアナウンスされることは確実だ。

何が出てくるにせよ、すばらしいショウになるに違いないので、本誌のレポートに注目されたい。

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AppleのOS X Yosemiteが公開間近に。イベントはいつ?

AppleのOS X Yosemiteは近々公開予定だが、デベロッパープレビューが、4th ベータプレビューアップデートと共にGolden Master(GM)ステータスに到達したことから、もう長い間待つ必要はなさそうだ。昨年、AppleはMarvericksのGMを、Mac App Storeで一般公開する約3週間前にリリースしているので、Yosemiteは多くの人たちが予想している10月中旬から下旬にかけての公開に向かって、計画通り走っているようだ。

AppleはYosemiteをスペシャルイベントで公開すると予想され、そこでは新しいiPadも披露されるだろうと噂されている。イベントは10月の1、2週目のどこか、あるいは同月最終週に行われるだろうと、常に正確なJim Dalrympleは予想しており、以前少なくとも一つの情報源が報じた10月21日には起こらないと言っている。GMのリリース時期から見て、10月14日あるいは28日が、最もありそうな日程だ。

GMビルドは一般に、Appleが消費者向けに公開する最終リリースと同じ(あるいは非常に近い)内容だ。昨年は、10月22日のスペシャルイベントでMavericksの最終版がリリースされるわずか2日前に、改訂版GMが配布された。イベントではiPad Air、およひiPad miniのRetinaディスプレイモデルが発表され。両機の後続モデルは、Appleが今年も計画している10月の製品リフレッシュの一環として登場する可能性が高い。

新しいMacも発売される可能性はあるが、それが何であるかは未だ霧の中だ。一部の報道は、Retina iMacが2012年のMacBook Pro以来初のMacハードウェア用Retinaディスプレイとして登場する、と予想している。さらに、12インチのRetina MacBook Airの噂も絶えないが、発売が今年か来年になるかは意見が入り混じっている状態だ。

もうひとつの興味は、Appleが開発中で来年早くに発売されるとBloombergが言っている、12.9インチiPadだ。Appleが「2015早期」にApple Watchを発売する計画であることを踏まえると、公式発売日の発表と合わせて、上記いずれかの製品発表を行うイベントが行われる可能性がある。

いずれにせよ、一般公開前のYosemiteプレビューは今回が最後になるだろうから、コンピュータと心の準備をお忘れなく。

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Apple曰く、OS Xのユーザのほとんどはbashの悪用に対して安全

AppleがいわゆるShellshock脆弱性に対応する公開声明を発表し、OS Xのユーザはほとんどの場合、いかなる攻撃の可能性に対しても安全である、と確証した。Appleのスポークスパーソンは本誌TechCrunchに、この脆弱性に関する次のような一文を提供した。それは、AppleのデスクトップOSにも含まれているUNIXのシェル、bashに見つかった脆弱性だ。

大半のOS Xユーザは、最近報道されたbashの脆弱性のリスクにさらされていない。OS Xに含まれているUNIXのコマンドシェルでコマンド言語でもあるbashには、不正なアクセスをしたユーザがリモートで脆弱なシステムを操作できる弱点がある。OS Xでは、システムはデフォルトで安全であり、ユーザが高度なUNIXサービスを構成していなければbashがリモートで悪用されることはない。われわれは高度なUNIXユーザのためのソフトウェアアップデートを迅速に提供すべく、目下作業中である。

本誌もさきほど、読者のためのShellshock対策をポストした。しかしAppleがここで言っているように、OS Xでは高度なアクセスを構成していなければ安全だ(だから読者のほとんど全員が安全)。Appleは、このセキュリティホールを塞ぐためのOS Xのアップデートをもうすぐ提供するはずだから、それまではUNIXの高度なオプションを有効にしないように。

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Apple、1099ドルのエントリーモデルiMacを発売開始

Appleが新型iMacをリリースした。エントリーマシンの位置付けで、一体型フルセットで価格は1099ドルからとなっている。これまでのものに比べて200ドル安い価格となっている。Intelの1.4GHz Core i5プロセッサーを搭載し、メモリは8GB、ハードディスク容量は500GBで、Intel HD Graphics 5000を積んでいる。

カスタマイズも受け付けており、1TBのHDDを搭載したり、あるいはFusionドライブ、ないし256GBのSSDフラッシュストレージに変更することができる。但し、最初から200ドル余計に支払えばquad-coreのIntelプロセッサーが搭載され、1TBのハードディスクにIntel Iris Proを積んだモデルが手に入る。またそちらのモデルならRAMを16GBにすることも可能だ。

すなわち今回発表されたモデルは、パフォーマンス面などで強化しようとするものではない。家庭内でちょっとした用途に使うためのモデルとして必要十分な機能を備えたモデルという位置付けなのだろう。新学期を迎えるシーズンに増加するであろうニーズに応じるためのモデルと言うことができるかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H


【写真集】Appleの新型Mac Proは美女と野獣が合体

Appleの最新のMac Proは、何もかも新しくてしかも大胆なデザイン、そしてテキサス州の工場で組み立てられた純国産だ。Macのここまで斬新なデザインというと、最近では例がなく、G4 Cubeや‘植木鉢’iMacまで遡らなければならない。それにこいつは、いかにもダース・ヴェーダー(Darth Vader)的で、取り外せる外殻ケースなんか、いかにもだ。

〔ここにスライドを見れない場合は、原文を見てください。〕

本誌としてのリビュー記事を書くためにはもっと試用期間が必要だが、第一印象としては、アプリケーションの立ち上がりスピード、画面の描画スピード、そして全般的な処理スピード、どの点でも、今あるすべてのMacを粗大ゴミにしてしまう。また、ものすごく静かで、上部の排気口から少量の上昇気流が出ている。それは、本機のクーラー部位‘unified thermal core’からの熱排気だ。

この未来的なルックスの未来的なマシンを、こんな場所で撮影して申し訳ないと思うが、でもトロントの真冬の冷気は、この魔物のバックとして似合っている。Mac Proのデスクトップコンピュータは相当久しぶりだから、気合を入れて本格的なリビューを書きたいと思う。しばらく、お待ちくだされ。

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Apple、OS X 10.9.2ベータでFacetimeオーディオをサポート。MacとiOSの音声通話が身近に

Appleは、OS Xの最新デベロッパー向けプレビュー、version 10.9.2を公開し、そににはいくつか興味深い新機能が入っていた。9to5Macが報じた。おそらく最も気になるのはFacetimeオーディオだろう。Appleは、VoIP通話(ビデオは不要)をiOS 7版Facetimeでモバイルに導入したが、デスクトップでは初登場だ。

9to5Macの記事によると、新たな音声通話機能は、OS XのメッセージおよびFacetimeアプリに「深く統合」されている。おそらくこれは、互いに音声通話の発呼、さらには着呼もできることを意味していると推測される。これは重要な進展だ。なぜなら、これでAppleは、テキストメッセージ、音声、およびビデオというコミュニケーションツールのフルセットを、同社の両プラットフォームに提供し、ネットワークに加え端末種別の制約も完全に回避できるようになったからだ。

私がiOS 7にアップデートし、多くの友達や家族もそうして以来、かかってくる電話の多くがFacetimeオーディオ経由になり、私がかける電話もそうであることに気付いた。Macでも使えるようになれば、デスクの前にいる時はiPhoneを探し回らなくても、シームレスに電話をかけられるようになる。

私は、これがSkypeにとって重大な脅威であると考えている。Skypeを使う層は必ずしもFacetime Audioを使う人たちと同じではない ― Skypeアカウントを設定したことのない一般ユーザーでも、Facetimeなら簡単に友達にかけられる。iOSに深く統合されているからこそだ。そうなれば、FacetimeオーディオがSkypeの成長をある程度阻害する可能性がある。iOSとMacのエコシステムの中に生きている人たちは別の選択肢を探そうとは思わないだろう。

ベータリリースの常として、10.9.2は正式公開までに変更される可能性があるので、最終リリースに入る可能性は100%ではないことを留意されたい。ともあれ、これは論理的な進展であり、個人的にも期待していたことだ。

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Apple Mac Pro、いよいよ発売。最大構成+4Kモニターなら1万3000ドル

Appleが、最新の米国で組み立てらてたMac Proをオンラインストアで販売開始した。昨日(米国時間12/17)のプレスリリースで発表した。このプロ向きコンピューターは、最低価格2999ドルからだが、カスタムオプションをフル装備し、これも今日発売されたシャープの4Kディスプレイを加えれば、最大1万3194ドルの出費が可能だ。さらに本音を言えば、4Kディスプレイは最低2台は欲しくなるだろうから、その場合の価格は1万6879ドルにはね上がる。

このスーパーカスタム構成の出荷予定日は「1月」とだけ表記されているが、標準構成であれば、現時点の見込みでは12月30日までには配送される。店頭持ち帰りも可能だが、これまで聞いた限り「店へ配送」とのことなので、いきなり店に入って購入することは現段階ではできないようだ。

Mac Proは、Macのモデルの中でも稀少な選択肢になることは間違いなく、深い懐と高度な技術的ニーズを持つ人だけのものだが、正当な購入の理由の見当たらないわれわれにとっても、すこぶるよだれの出るマシンだ。しかし次回私に1万5000ドルの余裕が出来た時の使い道は決まった。

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Appleイベント速報:OS X Mavericksは無料、即日公開

Appleは新しいデスクトップOS、 OS X Mavericksの価格とリリース期日を発表した。驚いたことに、価格は無料だった。今日からさっそくダウンロードできるようになる。

Lion、Mountain Lion、Snow Leopardの各OSのユーザーは(無料で) OS X Mavericksに直接アップグレードできる。2007年のMacまでが対象だ。

この新世代OSは、ネコ科の猛獣の名前をつけるというこれまでの慣例を破ってサンフランシスコの南、ハーフムーンベイのサーフィンの名所にちなんで命名された。改良点は多数あるが、主要なものはFinderの強化、マルチモニターのサポートの改善、スタンドアローンのiBooksアプリ、OS X搭載Macの省電力の改良などだ。.

Appleは今日のプレスイベントでMavericksのバッテリー効率の改善、メモリー、グラフィックス機能yの強化について説明し、つづいてアプリとマップについても話した。

Appleのソフトウェア・エンジニアリング担当上級副社長のCraig Federighiは「われわれはMavericksで3つの点に集中した。ハードウェアのパフォーマンスの改善、新機能の追加、そして新しいアプリだ」と語った。

AppleはこれまでMavericksは秋に発表されると予告していた。

「今日、われわれはMacの新しい時代の幕開けを迎えた」とFederighiは付け加えた。

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AppleのCoreTextのバグでiOS 6とOS X 10.8のアプリがクラッシュ

【抄訳】

AppleのiOS 6とOS X 10.8AのレンダリングエンジンCoreTextのバグのため、どのアプリもアラビア語の文字列を表示しようとすると、すぐにクラッシュする。このバグを露呈する文字列は昨日発見され、ハッキングやプログラミング関連のコミュニティに広まり、Twitterにも登場した。それを自分のタイムラインで見てもTwitterはクラッシュする。

バグの影響を受けるのはiOS 6とOS X 10.8の上のアプリで、OS X 10.9 MavericksとiOS 7のベータリリースは無事だ。だから、これらの文字が引き起こすバグが何であれ、レンダリングエンジンの次のバージョンではすでに直っている。しかし今でもiOS 6を使っている人は、救われない。

CoreTextのバグなので、このフォントフレームワークにアクセスしてテキストを表示するアプリはどれでも被害を受ける。WebKitもCoreTextを使っているので、SafariなどWebKitを使っているアプリケーションもやられる。

下の画像は、その文字列を示している。文字列そのものはここに引用しない(当然ながら)。バグをどうしても体験したい人は、上のツイートを探してほしい。リンクはお教えしない。なお、TweetbotはCoreTextを使ってるはずなのに無事だった。

【中略】

Facebookはすでに対策をとり、この文字列の投稿を禁じている。投稿しようとすると、あなたのポストにはセキュリティの脆弱性が含まれている、というエラーメッセージが出る。

【後略】

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AppleのTim Cook:Macとの共食いはiPadにとって「膨大なチャンス」

AppleのCEO Tim Cookは、今日の決算報告会見でMacとiPadの共食い問題の可能性について質問に答えた。当四半期のMac売上が大幅に落ち込んだことから、実にタイムリーな質問だった。彼は、供給不足が売上減を招いていることを強調したが、一般論として共食いについても言及し、そこにはiPadにとって、いくつかの重要な意味でチャンスがあることを指摘した。

CookはAppleが「決して共食いを恐れない」こと、なぜなら自社製品を共食いする方がよその誰かにやられるより常に望ましいからだと再度強調した。しかし次に彼は、もっと広くパソコン市場全般の観点から語った。「iPadに関して言えば、ここにはあらゆるチャンスの源がある。なぜなら、Windows市場はMac市場よりはるかに大きいからだ」とCookは言った。「過去に私は、タブレット市場はある時点でパソコン市場より大きくなると信じていると言ったが、今もそれを信じている」

もう一点彼が念を押したのは、iPhoneが持つと言わてきたいわゆる「ハロー効果」で、これはApple製品を初めて購入した利用者は、他のApple製品を買う傾向があるというものだ。iPadにも、この現象を引き起こす潜在力が十分にある。

「もし誰かが初めてのApple製品としてiPad miniかiPadを買えば、われわれは数年にわたってすばらしい体験を得ることになる。彼らが別のiPad製品を買う確率は極めて高いことを知っているからだ。それが起こることに関してわれれは強い自信を持っている。そしてわれわれはiPadでもそれが起きるという証拠をいくつか見てきたので、共食いは膨大なチャンスだと考えている」

共食いは、Appleが常に受け入れてきたことだ。ただしそれは、取って代わる製品の方が追いやられる製品よりも、はるかに大きい売上を得るのが常だからだ。たとえMacが下り坂だとしても、iPadが輝き続ける限り、Appleと上層部にとってそれが限定的な問題であろういうのは真実だ。


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(翻訳:Nob Takahashi)

Apple、Macシリーズの問題点

apple-gallery10_1470400b本日流れてきたニュースによると、Macの売上げが前年比21%ダウンとなっているようだ。四半期比較で言っても16%落ちている。2013年Q1の販売台数は410万台ということで、これはなかなかの数字だと思う。しかしそれでも昨年からくらべてかなりの減少ということになっているわけだ。投資家がこれに直ちに反応したことはご存知の通りだ。

最近のMacシリーズが抱える問題といえば、レティナ(MacBook Pro等)とそれ以外に製品ラインが分裂していることではなかろうか。新しいMac Proの様子を見てから出ないとデスクトップは買わないと考えている人も多いし、またレティナ好きの人たちは「iMacを使う意味はなんだろう」などと考えこんでしまっている。レティナ版13インチMacBook Proの登場により、ノートタイプを考えている人には選択肢がある。しかしAirの解像度は以前のままだ。いずれも良いマシンばかりなのだが、消費者は「もっと良いものが出るのではないか」と悩んでしまってもいるようだ。

簡単に言って、現在のMacシリーズは2つに分かれているのだ。綺麗な画面のノート型と、そして拡張性はあるが低解像度のデスクトップ型だ。どちらを選ぶのかはなかなか難しい問題で、そして消費者は購入を躊躇うことになる。

ちなみに、販売台数低下にWindows 8が関係しているという意見には反対だ。確かにWindows 8には面白い面もありそうだ。しかしIT関係者も一般消費者も、それほど大きな関心はないように見える。これからWindows 8搭載PCの価格がこなれてきてから、ようやく購入を考える人が出てくるといった具合だと思う。

Macの販売台数低迷を、何か他のデバイスのせいにするということであれば、それはApple自らのタブレットということになるだろう。ノートパソコンではなくタブレットで十分と考える人も増えているようだ。時代が「ポスト・デスクトップ」であることは間違いないのだろう。しかしタブレットで、デスクトップの売上減を支えきるというのは難しいことだ。Appleは人気のタブレットデバイスを作ることで、むしろ自らのクビを締めているという面もある。

株価というのは、さまざまな要因で変動するものだ。ただ、今回の場合はMacの売上台数についての話が大きな影響を与えたのだろう。少なくともApple的標準からすれば「絶好調」とは言い難いのは事実だ。シンプルな対策を考えるのならば、Macシリーズの整理を行なって、消費者の悩みや疑念を消し去ることではないだろうか。

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(翻訳:Maeda, H)