GoogleがG Suiteを値上げ

Googleが今日(米国時間1/16)、G Suiteの料金を初めて値上げし、G Suite BasicとG Suite Businessの各エディションはユーザー一人あたりの月額使用料がそれぞれ1ドルおよび2ドル高くなる。各国の料金は、その国の通貨単位での値上げになる。G Suite Enterpriseの料金は変らない。

新料金が有効になるのは4月2日からで、年契約のユーザーはこの日以降の最初の契約更改で新料金になる。

1ドル2ドルはささやかな額だが、GoogleがG Suiteを値上げするのは今回が初めてだ。同社の言い分は、2006年の立ち上げ以降今日まで、新しい機能をたくさん加えてきたこと:

  • ビデオ会議(Hangouts Meet)
  • チームメッセージング(Hangouts Chat)
  • ストレージ割当の増
  • 新しいセキュリティサービス
  • 新しい生産性ツール

それもわかるけどしかし、小企業にとって20%の値上げは痛いのではないか。しかもG Suiteは今やGoogleのビッグビジネスで、400万社あまりが利用している。そのごく一部は個別の折衝で料金が決まるEnterpriseプランだと思うが、圧倒的多数がBasicまたはBusinessの月額や年額のユーザーだろう。

画像クレジット: Chris Ratcliffe/Bloomberg / Getty Images

〔参考: Microsoft Office 365

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

電動自動車のLucid Air、価格は6万ドルから

Lucid初の電気自動車はみんなが思っていたほど高くなかった。同社はブログで、Airの基本価格を公表した。10万ドルを超えるだろうと言われた憶測を鎮めるためと思われる。Lucid Airの実際の価格は6万ドルから。EV購入者の税控除を差し引けば5万2500ドル。

もちろんこれはベースモデルの価格だが、そのベースモデルの装備も比較的強力で、1回の充電の走行距離は240マイル(386 km)、後輪駆動のモーターの出力は400馬力で、将来の自動運転のためのセンサーやコンピューターもすべて備えている。

そのほかの仕様は、前後両方にあるトランク、電動前部座席、4台のディスプレー(うち3台はタッチ式)およびスピーカー10台からなるオーディオシステムなど。上位モデルへのアップグレードには、315または400マイル用バッテリー、最大1000馬力の出力ブースター、ガラスルーフがある。最上位モデルは10万ドルを超えるとLucidは言っているが正確な価格は明らかにしていない。

最初に製造される255台のLucid Airは、初回スペシャルエディションとして走行距離315マイル(507 km)、1000馬力、上位のカーオーディオなどを装備する。価格は10万ドルを超えるが、量産モデルの最上位車種とはいくつかの点で異なるようだ。

LucidはすでにAirの予約を受け付けており、標準量産車は2500ドル、255台のスペシャルエディションには2万5500ドルの内金が必要。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

GoogleのクラウドプラットホームはプリエンプティブルVMの料金を最大33%値下げ

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これまでGoogle, AmazonそしてMicrosoftの三社は、クラウドコンピューティングの値下げ競争に邁進してきたが、このところようやく、沈静化したようだ。しかし今日(米国時間8/9)は、Googleがまた新たな爆弾を投げ込み、同社のプリエンプティブル仮想マシン(preemptible virtual machines)の料金を最大で33%値下げした。

プリエンプティブルVMは、AWSのスポットインスタンスのGoogle版で(Microsoft Azureにはまだ相当タイプがない)、Googleに先買権のあるリソース、言い換えるとGoogleにとってそれが遊休リソースである間はユーザーに安く使わせてあげるよ、というVMだ。GoogleやAmazonは、このやり方でリソースの利用率を常時高めたいのだが、彼らのシステムサイドの需要が混み合ってくるとユーザーは、通常のプールのユーザーへと自動的に‘格上げ’され、料金も上がる。

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Amazonはこれらの遊休VMをオークション方式でユーザーに提供するが、Googleの方式では定価制だ。それでも、同社の通常のVM提供物に比べると最大で80%ぐらい安くなる。

Googleのプラットホーム上では、これらのVMは最大で24時間しか使えないから、どんなワークロードにも使えるわけではない(AWSではスポットの入札価格が上がるまで使える)。でも柔軟性のあるワークロードなら、このタイプのVMを使ってかなりの節約ができる。

GoogleのプロダクトマネージャーMichael Basilyanが、今日の発表声明で書いている: “顧客はプリエンプティブルVMを使って、データの分析やムービーのレンダリング、衛星画像の処理、遺伝子データの分析、金融市場の理解、メディアのコード変換、さまざまなビジネスやエンジニアリングタスクの完遂、などを行っている。プリエンプティブルVMの値下げによって、コンピューティングの機会がさらに広がり、科学やビジネスの分野における興味深い問題への挑戦が可能になる、と信じている”。

運が良ければ、Googleの今日の値下げに刺激されて、Amazonも値下げを行うかもしれない。

ところで、プリエンプティブルマシンに向かないワークロードを抱えている方は、Googleが新しく設けた“VM Rightsizing Recommendations”(VM適正サイズ推奨)を検討してみてはいかがだろうか。このツールはユーザーのVM利用状況を分析して、ニーズに合った最適のスケールアップやダウンを推奨する。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

有料アプリますます減少–2010年は80%が無料, 2013年は90%に

モバイルのアプリケーションはますます無料が多くなる、という傾向が続いている。アプリの市場を分析しているFlurryの最新レポートは、およそ35万本のモバイルアプリケーションを調べた結果として、iOSのアプリは2010年から2012年にかけて約80から84%が無料、2013年には一挙に90%が無料、と報じている。

無料のアプリに売上がない、という意味ではない。広告やアプリ内購入、そのアプリの有料バージョン(広告がない、など)、などで収益を得ているアプリも少なくない。ちなみに、広告のないバージョンへのアップグレード費用は通常、99セントとか1ドル99セントという額だ。

ただし、有料バージョンに乗り換えるユーザはあまり多くない。レポートを書いたFlurryのアナリストMary Ellen Gordonは、“広告がないことやコンテンツが高品質であることよりも、無料であることが好まれている”、と説明している。

また、ほかの調査報告書などでも言われていることだが、今回のレポートもやはり、AndroidのユーザはiOSのユーザよりもモバイルアプリにお金を払いたがらないことを指摘している。無料製品を含めた2013年4月のアプリの平均価格は、Androidが6セント、iPhoneが19セント、iPadが50セントだった。

Flurryの推定では、iPadのユーザは高収入なのでお金を払ってでもアプリを買う。しかし実は、それがすべてではない。iPadの初期には、画面が大きいのだからアプリのお値段も高い、という市場の動向だった。iPadの初期採用者は高所得者だった、あるいは、iPadアプリは開発に多くの時間を要する、といった事情があったのかもしれない。いずれにしても、そういった初期の価格政策が、iPadがタブレット市場の首位に立ち、大衆的に普及した今日でも、そのまま持続しているのだ。

デベロッパの多くが、iOSとAndroidの両プラットホームでアプリを無料にする動機は何だろう? Flurryによるとそれは、デベロッパ界隈におけるA/Bテストや価格に関する実験の結果だ。そういう一連の事前的な市場調査の結果として、有料はノー、という結果をデベロッパたちは得ている。有料にすると、そのお値段が99セントでも、需要はガタ落ちになるのだ。

モバイルアプリは、テレビやラジオやインターネットのようなものになりつつある、とレポートは結論している。広告は嫌でも、それが無料の代償なら我慢するのだ。テレビにもラジオにもインターネットにも、電話をすれば(クリックすれば)買える、という売上発生経路があるように、アプリにはアプリ内購入というものがある。人気上位のアプリでは、これの売上額が非常に大きい。この夏のぶっちぎり大ヒットCandy Crush Sagaは、一日の売上が60万ドルを超えている、と言われる。

しかし、市場に新規参入したデベロッパがアプリストアの上位に食い込むことは、ますます難しくなっている。今年の初めにDistimoが公表したデータは、iPhoneの上位パブリッシャー中わずか2%が新人、Google Playストアではわずか3%、と言っている。アプリの製作というビジネスは、長期的に見てなかなか厳しい。アプリ内購入で稼ぐためには、その前に、アプリがたくさんダウンロードされなければならない。そしてまさにそのことが、今ますます難しくなっている

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google Glass、コンシューマー向けの販売開始は2013年末。価格は1500ドル以下を予定

glass-model-logo-googleGoogleが意欲的に取り組んでいるウェアラブルコンピュータのひとつであるGoogle Glassだが、どうやら従来の予測よりも早く世の中に出てくることになりそうだ。Google自身が語ったこととして、Vergeの記事に掲載されている。記事によると製品として完成したものの一般コンシューマー向け販売を2013年末までには開始したいとのこと。価格は、Google I/Oにて先行予約を受け付け、また今週にも募集したプレオーダー時の1500ドルを下回るものになりそうだとのことだ。

頭部装着型コンピューティングデバイスであるGoogle Glassの一般販売時期について、初めて明確な時期が示されたことになる。噂としては、2013年末の一般販売で、価格は現在のスマートフォン程度のものになるというものもあった。これはNew York TimesのNick Biltonの記事だった。また2012年6月にはSergey Brinが開発者向けおよびコンシューマー向けの大まかなタイムラインを示し、2014年段階での一般発売を目指したいとも話していた。

今回はGoogleの公式発表で年末をターゲットとするリリース予定がアナウンスされたことになる。情報の出どころも確かで、いよいよ話が具体的になってきたわけだ。また、最近になって開発者以外に対して開始した事前申込み受付も、やはり当初の予定よりも事態が前倒しで動いていることを示すものだろう。

またVergeでは時間をかけてのハンズオンも行なっており、AndroidのみならずiPhoneとも連携できることを記事にしている。記事ではGoogle Glassが最終的にはマスマーケットをターゲットとするプロダクトであるとも記している。ターゲットとして設定した年末までに、完全なコンシューマープロダクトとして仕上がってくるのかどうか、注目して行きたい。

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(翻訳:Maeda, H)