ぐにゃぐにゃ3Dプリントができる弾性素材をElasto PlasticをShapewaysが開発

“Elasto Plastic”(弾性プラスチック)という名前は、80年代のパンクバンドみたいだけど、実はそれは、3DプリントのShapewaysが作った新しい素材だ。そのプラスチックはある程度の伸縮性があり、伸ばしても縮めても元の形を保つ。引っ張りすぎると破れるが、現状はまだ開発途上の製品だ。

素材の色はオフホワイトで、表面はざらざらしている。レーザーで加工されるが、層状の構造になるためぎざぎざが生じる。Shapewaysは、“まだ加工用素材として完成していない”と言っているが、個人や実験目的では十分に使えそうだ。

Shapewaysは最近、本誌のMakerシリーズで取りあげたが、同社はこの素材による3Dプリントを、合衆国工場にあるナイロン用の機械で行った。注文すると、プリント結果の納期は約8日だが、各種3Dプリント製品用のヒンジ素材としておもしろそうだ。すでに十分な弾性構造はあるようだから、この素材の今後の進化が楽しみだ。

出典: 3DPrintingIndustry

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


ぐにゃぐにゃ3Dプリントができる弾性素材Elasto PlasticをShapewaysが開発

“Elasto Plastic”(弾性プラスチック)という名前は、80年代のパンクバンドみたいだけど、実はそれは、3DプリントのShapewaysが作った新しい素材だ。そのプラスチックはある程度の伸縮性があり、伸ばしても縮めても元の形を保つ。引っ張りすぎると破れるが、現状はまだ開発途上の製品だ。

素材の色はオフホワイトで、表面はざらざらしている。レーザーで加工されるが、層状の構造になるためぎざぎざが生じる。Shapewaysは、“まだ加工用素材として完成していない”と言っているが、個人や実験目的では十分に使えそうだ。

Shapewaysは最近、本誌のMakerシリーズで取りあげたが、同社はこの素材による3Dプリントを、合衆国工場にあるナイロン用の機械で行った。注文すると、プリント結果の納期は約8日だが、各種3Dプリント製品用のヒンジ素材としておもしろそうだ。すでに十分な弾性構造はあるようだから、この素材の今後の進化が楽しみだ。

出典: 3DPrintingIndustry

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


3Dプリントショップの全国展開を進めるShapeways, ロングアイランド市の新開店をビデオ取材した

スタートアップの時期をとっくに卒業して安定企業になっているのに、それでもなお前衛的、というShapewaysみたいな企業は本当に珍しい。同社は2007年にRoyal Philips Electronicsからスピンオフして、個別注文制の3Dプリントサービスを開始し、またプリント済みのプラスチック製品もオンラインで売っている。しかしここ数年、同社は素材をびっくりするほど多様化して、スチールやセラミック、あるいはサンドストーンにまで手を広げている。どれも、フルカラーの3Dプリントで提供できるのだ。

今では同社は合衆国各地に店開きしつつあり、今日(米国時間5/15)はニューヨークのロングアイランド市のプリントショップの開店に、われわれ報道陣が招待された。大きな倉庫のような建物にアクリル樹脂用のプリンタ数台と少人数のカスタマサービスのチームがいる。プリンタの列は今すでに壮観だが、今後も増やす計画だ。目標は合衆国のすべての大都市圏にプリントショップを開き、プリントの待ち時間を減らすとともに、いろんな工場の製造工程でも3Dプリントを利用してもらうことだ。ロングアイランド市のプリントショップは、プリンタの総台数の目標が30から50台だ。

協同ファウンダのPeter Weijmarshausenに、Shapewaysのやり方、プリンタ、そして3Dプリントという若い市場で強力な企業を築いた秘訣などについて聞いた。このようなクールな企業がどんどん成長している様子を見るのはすばらしいし、また開店直前直後のあわただしい店内を見るのも楽しい。上のビデオでその楽しさを共有していただくとともに、今後のTechCrunch Makers!
シリーズもお楽しみに!

TechCrunch Makersのビデオシリーズは、クールな物を作っている人たちを特集する。自分も出たい、という方はメールをください!。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


3Dプリントをしてくれる/作品を売ってくれるShapewaysがデベロッパポータルとAPIを立ち上げ

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“3Dプリント屋さん”のShapewaysは、2012年に名を上げた。つまり昨年はLux Capitalが率いるラウンドによりシリーズBで620万ドルを獲得し、ニューヨーク市に隣接するロングアイランド市に本格的な工場を建てた。そして今同社は、デザインや実際のプリントに伴う面倒な細部を、より容易にすることを目指している。

まず、デベロッパたちの心をかき立てて多様なデザインアプリケーションを作ってもらいたい。そしてそれらを、Shapewaysのプリントサービスや販売発送サービスにつなげたい。そのために同社は今日(米国時間3/7)、3Dプリントに関心があるデベロッパのためのポータルとRESTによるAPIをローンチした。

Shapewaysは要するに、3Dプリント工房と消費者向けのマーケットプレースを合わせたような会社だ。自分で3Dプリントできない/したくないアーチストやデザイナーは、自分の作品の設計ファイルをShapewaysにアップロードしてプリントしてもらい、それを送ってもらって楽しむ。しかし、自分の作品を売りたいと思っている人はShapewaysの上にオンラインショップを作って、そこにいろんな作品を並べ、売れるのを待つ。

APIは最近アップデートしたShapewaysのサービスに対応していて、設計をアップロードするときにもっと細かい指定ができるし、また素材や仕上げの指定に対する料金がリアルタイムで分かる。しかしAPIリリースの主な目的は、言うまでもなく、創造の手段としてのアプリケーションを作ってもらうことだ。

“今ではアプリケーションはShapewaysの主役の一つ”、と同社のElisa Richardsonは言う。したがって今後は、アプリケーションの見せ方を工夫していく、と。

APIの正式公開は今朝だったが、これまでShapewaysは数名のデベロッパに協力してもらって非公開ベータをやっていた。そこから生まれたアプリケーションが、なかなかにくい。たとえばMixeeMeと名付けたアプリケーションは、ユーザがMii的なアバターをデザインして、それをShapewaysでプリントしてもらえる。そしてTinkerCadというアプリケーションは、ブラウザ内で使う3Dオブジェクトのデザインツールで、完成したデザインのプリントを発注することもAPIを呼び出して行う。

APIとそれを利用したいろんなアプリケーションの魅力で、Shapewaysは3Dプリントを世の中のメジャーに押し上げたいと願っている。そのためには、消費者から見たShapewaysの顔を、良くしなければならない。そのため今は、マーケットプレースと製造プラットホームの化粧直しに専念している。また外見の美化と並行して、売り手に対する待遇だが、それはShapewaysでは前から良かったということだ。

Shapewaysのブログには、今その上に約8000のショップがあり、彼らは昨年50万ドル近い利益を稼いだ、と書かれている。CEOのPeter Weijmarshausenが最近Forbes誌に語っているところによると、来年はShapewaysの上に初の百万長者が現れるだろう、という。とはいえ、Shapewaysにも競合他社はいる。Cubifyは3Dプリンタを売ると同時にそれらのユーザの作品も売っている。またAzavyなども、3Dプリントを今後の新たな商材にしようとしている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))