レーザー照射による水中Wi-Fiシステムをサウジの研究チームが開発

サウジアラビアにあるキングアブドゥラ科学技術大学(KAUST)の研究チームが、水中で使用するる双方向ワイヤレスデータ接続(KAUSTウェブサイト)を開発した。確固としたワイヤレスデータ接続は、携帯電話サービスから家のWi-Fiネットワークまで、私たちの日常生活の中で基本的に当たり前のものになっているが、水のような媒体の中で高速のワイヤレス接続を実現するのはとてつもなく難しい。実現すれば、水中のデータセンターを常に地上のネットワークインフラと接続できる極めて価値の高いものになるだろう。

KUASTの研究チームは、モデムの役割を果たすRaspberry Piなどシンプルな既成のコンポーネントでこの難題に挑んだ。既存のIEEE802.11ワイヤレス規格との互換性も持たせたため、安定していて信頼性のある接続で広範囲のグローバルなインターネットに簡単に接続できた。

Raspberry Piは標準のワイヤレス信号をレーザーで光学的に送信できる信号に変換するために必要な計算をする。信号は空中から海面のブイに届き、Raspberry Piで変換されて、青色と緑色のレーザーで情報を送信する。水中にある光レシーバーに向けて送信され、実際の最高転送速度は20mの距離で2.11Mbpsだった。

研究チームはこのシステムを使ってSkypeの通話とファイルの送受信を実行した。しかし性能を大幅に超えるレーザーを使用したため、Raspberry Piが焼き切れてしまった。チームは、この問題は専用の光モデムに交換することで解決できるだろうと述べている。このいわゆるAqua-Fiネットワーク技術を使う際のさらに大きな問題は、海流や水の動きによって水中で発生する光の変化に対応することだ。

このような制約を乗り越えるために、研究チームは強力なデータ接続ができる進路を低出力のレーザーで示し接続に失敗したら方向を再調整する2レーザーシステムなど、多くのオプションを検討している。最新のネットワークハードウェアでMIMOのアンテナアレイが使われているのと同じように、複数のレシーバーを並べてレシーバーを大きくすることもできそうだ。

画像クレジット:KAUST/Xavier Pita

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(翻訳:Kaori Koyama)

ファイルマネージャーアプリES File ExplorerはAndroid機のデータを外部に露出する

とても多くのユーザーが使っているAndroidの人気アプリが、なぜバックグラウンドで秘かにWebサーバーを動かしているのだろうか?

そのES File Explorerは、2014年以来5億以上ダウンロードされた、と豪語している。これまででいちばん多く使われたアプリのひとつだ。シンプルなので、誰にも好かれた。それは単純なファイルエクスプローラーであり、ユーザーは自分のAndroidスマートフォンやタブレットのファイルシステムを調べて、ファイルやデータやドキュメントなどにアクセスできる。

しかしこのアプリは、楽屋裏で機能最小限のWebサーバーを、そのデバイスの上で動かしている。それによってAndroidデバイスの全体をオープンにしてしまい、データ窃盗などの攻撃の、為すがままになる。

フランスのセキュリティ研究家Baptiste Robert、ハンドル名Elliot Aldersonが先週、外部に露呈しているポートを見つけ、その発見を水曜日(米国時間1/16)にツイートで発表した。ツイートする前に彼は、本誌TechCrunchに、露呈しているポートを使ってデバイスからデータを盗み取れることを、デモしてくれた。

“そのローカルネットワークのすべてのデバイスが、データをそのデバイスにインストールされてしまう”、と彼は言った。

彼が書いた簡単なスクリプトで、同じネットワーク上の別のデバイスから、画像やビデオやアプリの名前、そしてメモリカード上のファイルさえ引っ張り出せることを、彼はデモした。被害者のデバイス上でアプリをリモートで立ち上げることすらできる。

彼はそのスクリプトを、テスト用に本誌TechCrunchに送ってきた。要らないAndroidスマートフォンを使って、彼が見たということを確認した。Robertによるとアプリのバージョンは4.1.9.5.2で、それより前のものにオープンなポートがある。

彼曰く: “いいことではないね”。

ES File Explorerが動いているAndroidデバイスと同じネットワーク上のデータを取得するスクリプトをセキュリティ研究者が作った(画像は提供されたもの…この記事の筆者はスクリプトを実際に動かしていない)。

ES File Explorerのメーカーにコンタクトしたが、まだ返事はない。何か来たら、この記事をアップデートしよう。

これはインターネット上の悪人が一般的に悪用できる欠陥ではないから、やられる心配は少ない。悪事を働こうとする奴は、被害者と同じネットワークにいなければならない。つまり、同じWi-Fiネットワーク、ということだ。でも万一そいつがネットワークのパーミッションを持っていたら、こんな出来損ないのアプリを悪用してデータを盗むことができる。だから安心はできない。

それは、HTTPプロトコルを使ってビデオを他のアプリにストリーミングするために使われる、という合理的な説明もある。しかし一方、露出したポートという問題を過去に経験したことのある人は、それは危ない、と言う。そのアプリは、こんなことも言っている: “この機能を有効にすれば、これによってあなたのスマートフォン上のファイルをあなたのコンピューターから管理できる”。…しかし‘あなたのコンピューターから’とは限らない。

そして、アプリを開いた途端にそれらのファイルは、そのWebサーバーが通信のために開いたポートによって外部へ露呈するのだ。そのことが、分からない人が多いだろう。

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画像クレジット: TechCrunch

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

GoogleのProject FiでVPNサービスがアップデートしセルネットワークにも拡張

GoogleのワイヤレスサービスProject Fiが今日(米国時間11/13)、メジャーアップデートにより、オプションとして常時稼働のVPNと、Wi-Fiとセル接続をスマートに切り替える方法を導入した。

FiにはすでにデフォルトでVPNサービスがあり、サポートしているほぼ200万のWi-Fiホットスポットに接続するユーザーを保護していた。今回Googleは、それをセル接続にも拡張した。“その強化されたネットワークを有効にすると、モバイルとWi-Fiのすべてのトラフィックが暗号化されて、どのネットワーク上にいても弊社の仮想プライベートネットワーク(VPN)から安全に送信される。あなたのオンラインアクティビティを他の誰も見ることができないという、安心感が得られる”、と今日の発表声明は述べている。

Googleによると、そのVPNはユーザーのすべてのトラフィックをGoogle自身からも遮蔽するし、それはユーザーのアカウントや電話番号とも無関係である。

上でGoogleが‘強化されたネットワーク’と呼んでいるものの一部がこのVPNであり、そして今日の発表の第二の部分は、Wi-Fiとモバイルネットワークの迅速な切り替えだ。これを有効にすると—そして二つの機能は共に現在ベータで、Android Piが動いているFi互換のスマートフォンでしか使えないが—Wi-Fiの接続が弱くなるとそのギャップをセルのデータ通信で填める。同社によると、これによりユーザーの時間が最大40%節約される。

これらの新しい機能がFiユーザー全員に展開されるのは、今週の終わりからだ。それらはデフォルトではoffだから、Project FiアプリのFi Network Toolsでonにしてから使用する。なお、VPNを利用するとデータの使用量が約10%増える。

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FCCがギガビットWi-Fiをロードマップに載せ、新たな専用スペクトルの開放を提案

インターネットはますます、ワイヤレスで利用されている。しかしひとつの家庭に複数のテレビやスマートデバイスやタブレット、スマートフォン等々があって帯域の需要が増加しているから、現今のWi-Fiの規格では間に合わなくなってきた。幸いにもFCCとワイヤレス業界には備えがあり、とくにFCCは、可利用スペクトルを大幅に増やして、ギガビット級のWi-Fiを実現しようとしている。

今私たちが使っているデバイスは、その多くが、可利用スペクトルのアンライセンス(“unlicensed”)と呼ばれる部分の帯域を使っている。アンライセンスとは、用途が特定されず、軍用や放送用などのように厳しい規制がない、という意味だ。そこで業界は、理にかなったものならどんなサービスでも、そこの周波数帯域を利用して作り出せる。そしてこのやり方は大成功し、競争と協力の両方の生長を刺激した。

しかし今では空きが少なくなり、身動きが苦しくなりつつある。そして何ダースものネットワークがあなたとあなたのスマートフォンを飲み込もうとしているから、電波の利用に大量の妨害が生じている。だから、可利用スペクトルをもっと増やして、チャネルの数と高速ネットワークを多くすることが、緊急の課題になっている。

そのために今FCCは、一般的に6ギガヘルツバンドと呼ばれているスペクトル(5,925-7,125MHz)を、開放しようとしている。

その公式の提案書はまだ一般公開されていないが、委員たち全員が楽観的で、ワイヤレスの業界はすでにその割り当て方針などについて会合を持っている。小規模なワイヤレスプロバイダーにとって不便な申請手続きにするな、商用だけでなく消費者の目的にも開放せよなど、細かい具体的な要望も多い。各社にブログ記事や声明文があるが、どれも内容はほとんど同じで、Wi-Fiは重要である、FCCの決定を賞賛する、などなどだ。

Wi-Fiの規格の次のバージョンはWi-Fi 6になる、802.11xxより分かりやすいというが?

6GHzは現在、完全に未使用ではなく既存のアプリケーションもあるが、そこはデバイスも規格も避けなければならない。よくあることだ。

Jessica Rosenworcel委員が、今日発表した声明で言っている: “既存のWi-Fi帯域に近いから、Wi-Fiの拡張を探求するのにふさわしい場所だ。またそれは、チャネルを拡大する機会を提供する。それら新しいチャネルにより、新しいスタンダードである802.11axないしWi-Fi 6を完全に実装できる。そのスピードは、毎秒1ギガビットを超えるであろう。言い換えるとそれは、次世代のGigabit Wi-Fiを開発する方法なのだ”。

ただし彼女は、3.5や5.9GHzなど、FCCがまだ十分に検討していない他の帯域にも多くの機会がある、と指摘する。今やワイヤレスを必要とするのは、ラップトップとスマートフォンだけではない。今では新しい種類のデバイス…セキュリティカメラ、スマート家電…、などなどあらゆるものがネットワークへの接続を必要としている。しかしそれらすべてを、ギガビットのダウンロードや4Kのストリーミングに使われる同じ帯域に置くのは、馬鹿げている。

FCCの提案が公表されるタイミングは未定だが、発表されたらこの記事を更新しよう。

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Wi-Fiの規格の次のバージョンはWi-Fi 6になる、802.11xxより分かりやすいというが?

Wi-Fiのプロトコルに長年、802.11ab、802.11nなどの、IEEEが定義した耳に心地よい〔皮肉!〕名前をつけてきたWi-Fi Allianceがついに、数字や文字が多すぎると判断して、方針を変えた。どう変えたのか? Wi-Fiの次のバージョンはWi-Fi 6になる。これを好きになれない人は、喘そ・そ・そ息が悪化するだろう。

Wi-Fi AllianceのCEO Edgar Figueroaがプレスリリースで言っている: “20年近くWi-Fiユーザーは、自分のデバイスがWi-Fiの最新規格をサポートしているか知るために、因習的な技術用語を理解する必要があった。このたびWi-Fi 6をご提示できることは、Wi-Fi Allianceにとっても喜びであり、この新しい命名法によって業界とWi-Fiユーザーの両者が、特定のデバイスや接続がサポートしているWi-Fiのジェネレーションを容易に理解できるようになると思われる”。

Wi-Fi 6は実際には802.11axであり、802.11acの改良バージョンだ。その名目上のデータレートは、Wikipediaによると、IEEE 802.11acより“37%高く、細部の修正によりスペクトルの利用効率が良くなったのでユーザースループットは4倍の増加を達成した”。5GHzのストリームを8つと2.4GHzのストリームを4つ同時に流せる。

6に加えてこれからは、802.11acはWi-Fi 5、802.11nはWi-Fi 4と呼ばれることになる。デバイスはジェネレーションで公式に認定され、最初のWi-Fi 6デバイスが登場するのは2019年になる。でも、今からすでに802.11の命名法に別れを告げて、Wi-Fiの混乱に早めに対応した方が良いだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

VoCore2は、小さなDoomをプレイできる小さなコンピューター

VoCore2はWi-Fi対応で580 MHz CPUと128 MB RAMを搭載したコンピューターでビデオ出力も可能だ。そして、Doomをプレイできる。そう:この容易に呑み込めるコンピューターなら、パッケージがゆっくりと消化される間にハードコアのFPSをプレイできる。

この製品はIndiegogoで生まれ、10万ドルを集めた。現在単体が17ドル、USBとMicroSDカード付きが24ドルで販売されている。4インチディスプレイも売られていて25fpsのビデオを見ることができる。

いったいこれの何がいいのか? 他のシングルボードコンピューターと同じく、21世紀におけるコンピューターの意味を限界まで広げてくれる。ユーロコインサイズのコンピューターは、あらゆる場所、あらゆる奇妙なプロジェクトにフィットする。ジョイスティックのボタンサイズのコンピューターでデーモンたちを破壊できるのはクールだ。

VoCore2はまもなく出荷予定で、こちらから購入できる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

二社から発売のAlexaルーターは今や完成された製品のようだ

世の中には、必ず起きることがある。株価の変動、雷雨、金がないときにかぎって好きだったバンドが再編される。そして、Alexaだ。Amazonのスマートアシスタントは、徐々に、どんなスマートホームにも必ずあるものになりつつある。そのあとを、Googleが追っている。

こういうものには、ルーターが最上の組み合わせだろう。ルーターはネットに接続するための重要な部品だし、メッシュネットワークならそれは至るところにある。Alexaにルーターとの一人二役をやらせない手はないね。同じことを、HuaweiとNetgearも考えたようだ。Amazonも、喜んでそれを受け入れている。

両社はそのコンセプトの実装を、今週のIFAで披露した。HuaweiのAI Cubeは、全然キューブではないけれども、より単純明快だ。形がGoogle Homeに似ていることで目立つけれども、そのため空気清浄機Gladeにも似ている。4GのSIMカードでLTEをサポート、 2.4GHz帯と5GHz帯に対応している。

ルーターの下で服を着ているのが、Alexaが応答するための大きなスピーカーで、“音容積は400ミリリットル、アルミ製振動板”だ。“AI”は、Alexaの機能のことだろう。ルーターの特長は何も書かれていないが、速度性能は悪くない。

Netgearは、Orbi VoiceでHuaweiに差をつけている。人気製品にAlexaをつけて、メッシュルーターは家中に置いてWi-Fiの死角をなくすもの、という特徴を生かしている。Echo Dotを家中に置くような感じになるが、ネットワークのカバー率を高めるという余録がある。

Huaweiは価格を発表していないが、Netgearのは300ドルだ。どちらも、Alexaを置こうと思ってた人たちに、確かな付加価値感を与えるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

インドの鉄道駅では800万人がGoogle提供の無料Wi-Fiを利用している、Googleには広告収入がある

2015年にGoogleは、インドの鉄道駅に無料のWi-Fiを設置する企画をスタートし、そして今日同社は、目標の400駅、対象人口800万を超えた、と発表した

今日(米国時間6/6)、インド北東部のアッサム州ディブルガール駅がオンライン化されたとき、その目標に到達した。

Googleの発表によると、今では毎月800万あまりの人びとが駅のWi-Fiを利用している。そして一回のセッションで平均350MBのデータ通信を消費し、その半分が少なくとも一日に二回、この事業のWi-Fiを使用する。

十分な規模に達したと見たGoogleは今年から、有料の高速接続を別途提供して、この事業の収益化を開始した。これまでの標準プランにも広告という収入源はあるが、それは鉄道会社や通信会社と分有されている。

400駅800万人という到達点は、Googleにとってまだ“旅の途上”だ。今後は鉄道駅以外にもWi-Fi接続ポイントを全国的に設置していく意向だ。

GoogleのNext BillionチームのVP Caesar Senguptaはブログでこう述べる: “インドはインターネット人口が世界で第二位に多い。しかしそれでも、オンラインでない人口がまだ10億近くいる。われわれの計画も、あと数百万はまだ未達成だ。そもそも、駅を利用しない、あるいは駅に近くない人びとも多い”。

この事業は今、インドネシアやメキシコなどにも根付きつつある。Senguptaによれば、今後対象国はさらに増やしていくそうだ。

しかし無料のWi-FiはGoogleの専売特許ではない。FacebookのInternet.orgはネットの中立性に違反しているとしてインドで禁じられたが、昨年その後継システムがインドでローンチした。Facebookはそれについてあまり語らないが、規模ではGoogleにとうてい及ばないだろう。

Googleがインドで展開しているのは無料のWi-Fiだけではない。検索など主要サービスもインドでそのデータフレンドリーな(データ通信をあまり消費しない)バージョンを提供しているし、またモバイルの決済ネットワークTez食品配達サービス、そしていちばん最近は地域コミュニティのためのソーシャルネットワークを立ち上げた。

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FacebookとQualcomm、都市向け高速Wi-Fiを2019年中期に提供へ

Facebookは2016年のF8カンファレンスの基調講演以来、Facebook’sTerragraphプロジェクトについて語ってきた。ソーシャルメディアの巨人が描く、都市に高速Wi-Fiをもたらす壮大な構想はQualcommの参加で現実にまた一歩近づいた。チップ製造の巨人は今日(米国時間5/21)、将来のチップセットに60GHzテクノロジーを追加し、来年中頃にトライアルを開始する計画を発表した。

「これはpre-802.11ay規格をベースにしたもので、Qualcomm TechnologiesのチップセットおよびFacebookとQualcommによるソフトウェア統合にる屋外利用の効率を高め、混雑した環境での干渉を回避するための拡張がなされている」とQualcommの発表文に書かれている。

テスト地域としてすでにカリフォルニア州サンノゼが候補にあがっている。ここは米国最大の都市ではないが、シリコンバレーのハブとして、テクノロジー好きの人々とともに確実なテスト環境になるだろう。2社の発表によると、このテクロージーは高速無線のコストを軽減し、ビルが密集する地域などの混雑して障壁の多いところでの接続に有効だ。

後者の特徴からTerragraphは都市環境に適していることがわかる。少なくとも地面を掘り起こして光ファイバーを埋めるのは大変だ。Facebookは、郊外地域向けのテクノロジーとして、同じF8イベントで発表したAntenna Radio Integration for Efficiency in Spectrum (ARIES)システムの提供も計画している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

家庭用ルーターGoogle Wifi日本版が26日発売。複数台連携前提で小型化した高性能機

eng-logo-2015Googleが、家庭用Wi-Fiルーター『Google Wifi』日本版を発表しました。本体を複数連携して使う、いわゆる「メッシュWi-Fi技術」をコンセプトとした、手に乗るサイズの小型ルーターです。

発売は4月26日。価格は1台が1万5000円、3台パックが3万9000円。米国では2016年11月に登場し、そのユニークなコンセプトやちょっとかわいい本体デザインから注目されていたモデルの日本版がいよいよ発売となります(なお本日開催された発表会では、出席者より「どうしてここまで遅くなったのか」という質問が出ましたが、Google側の回答はノーコメントでした)。

Gallery: Google Wifi 日本版 | 26 Photos
(TechCrunch Japan編集部注:全画像はEngadget 日本版記事でご覧いただけます)

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ルーターとしては、対応無線規格はIEEE 802.11ac/a/b/g/n。2.4GHzと5GHzの同時使用に対応したタイプです。速度は「(11ac)2×2 Wave2」との表現があります(11acでの5GHz側接続は最高866Mbpsと考えて良さそうです)。

またユニークな点として、設定にスマートフォンかタブレット(対応OSはAndroid 4.0以上、またはiOS 8以上)が必須となりますが、それらと通信するためのBluetooth Smart機能も備えます。

高性能モデルでは重要視されるSoCに関しては、詳細は不明ながら、ARM系の4コアCPU搭載品であると明記。RAM容量は512GB、本体内ストレージは4GBのeMMC接続フラッシュメモリを搭載するなど、基本性能も充実します。

Google Wifiを他のルーターと比べた場合、主な特徴は2点。1点目は、上記のようにスマホアプリの使用を必須としたことなどによる、セットアップや運用の簡便さ。2点目は複数台連携を前提とすることで、高性能ルーターでは宿命とも言えるアンテナと本体の大型化を避けた点です。

まずは、Google Wifi専用アプリ(名称もGoogle Wifiです)から紹介しましょう。

主な機能としては、基本設定をはじめ、ネットワークチェック(接続状況の確認)や、家族利用に便利な端末ごとの使用時間制限(スケジュール機能による自動切断にも対応)、特定端末の速度優先設定をはじめとする各種端末管理、来客時に便利なゲストネットワークの構築などとなります。

このあたりだけを見ると大きな特徴はありませんが、特筆すべきは操作の快適さ。他のルーターでもアプリによる設定が可能なモデルはありますが、多くのモデルはWebブラウザからの(反応がイマイチ遅い)専用設定ページを経由して……という操作が基本。

対してGoogle Wifiアプリでは、スマートフォンを使っているいつものリズムで操作が可能。一通り設定などを確認してみても、処理待ちが長く、待っているのかハングアップしているのかを疑ってリロード……といったイライラとは無縁でした。

またユニークなところでは、「ネットワーク名に絵文字などが使える点」なども特徴として挙げられました。

半ば余談ですが、興味深かったのが通信品質チェックの細かさ。インターネット速度の計測、複数台使用時のメッシュWi-Fi接続品質、実行端末とのWi-Fi速度(実測)と、調べたいところが一通り計測できる仕様です。

さらにインターネット速度に関しては、アプリ側の通知で速度に応じ「なかなか高速です」といったメッセージを表示するなど、開発陣に俺ら――新しいWi-Fiに接続すると真っ先に回線速度を調べるタイプの人間――がいるのか? と思えるほどの充実度です。筆者は発表会でチェックしていて「さすがGoogle」と、妙に感心させられました。

もう一つの特徴である「メッシュWi-Fi前提の設計」ですが、こちらによる恩恵が本体の小型化です。

本体サイズは直径が106.12mm、高さが68.75mmという、てのひらに乗る大きさ。重量も340gと比較的軽く、部屋のインテリアを邪魔しにくい設計です。動作状態を示すLEDも、中央に柔らかめの灯りがともる仕様となっており、いい意味でルーター然としていません。もちろん冷却はファンレスで可能な設計。動作音も発生しません。

また、ACアダプタとの接続がUSBタイプC端子になっているという、ユニークな特徴も。ACアダプタ側の出力値は5V/3Aのため、いざという時はモバイルバッテリーでの運用も可能です。

さて、否が応でも気になるのは、本機が快適に通信できる面積の目安でしょう。こちらは1台で「マンションや中規模住宅」として約85平方メートル(m2)以下を推奨。2台連携では「大きめの住宅」な85~170m2、セット購入もできる3台では、170~255m2で「さらに大きい・複雑な構造の住宅」をカバーする、とのこと。

さて、メッシュWi-Fiで重要なこととして「複数台あるルーター(あるいは中継器)間の接続状態をいかに安定させるか」という点があります。ここが弱ければ機器間が通信速度のボトルネックになって、ともすれば1台の大型ルーターのほうがいい、ということになりかねません。

Google Wifiの技術的な特徴として、このメッシュ間の通信設定をバックグラウンドで常時行い、いわゆる「ユーザーが意識せずとも上手くやってくれる」状態が基本となっているところが挙げられます。裏を返せば凝った設定は不可能なのですが、ここは設定難度の高さから家庭用では敬遠されがちだったメッシュWi-Fiを家庭用として導入できたポイント、と呼べるところでしょう。

なお、この「通信設定の自動化とリアルタイム設定」に関してはクライアント機器との間でも「ネットワークアシスト」の名称で導入されており、最適な通信チャンネルや帯域を自動選択し、積極的に切り替え。部屋の中を動いて通信するといった回線の状況が変動しやすい状況でも、可能な限り実効速度が落ちないよう、バックグラウンドで設定を変更します。

このようにGoogle Wifiは、米国版の発売から1年以上が経過しても、いまだにライバル機種では導入されていない、ユニークな思想や設計を備えた機種。またWi-Fiに関する自動設定を積極的に活用して快適さに繋げるなど、「ネットワーク屋」としての側面も持つGoogleならでは、と呼べるポイントも備えます。

価格は比較的高価ではありますが「Wi-Fiを快適に使いたいが、家族から機器の置き場所にダメ出しをされることが多くて……」という方などにとっては、数少ない選択肢の一つとなりそうなモデルです。

Engadget 日本版からの転載。

Orbiの全天候型アウトドア・サテライトは家庭用Wi-Fiの範囲を庭全体にまで広げる

ぼくはNetgearのメッシュアクセスポイントOrbiの大ファンだけど、これからは今以上にそれを愛しそうだ。Netgearが今度発売したRBS50Yは全天候型のサテライトなので、裏庭やガレージに置いても、アクセスポイントが雨でショートするおそれがない。

この新製品はOrbiのルーター、RBR50, RBR40, RBR20, SRR60の機能を拡張し、使いやすいアプリでユーザーの現在のホームネットワークに接続する。このアウトドアルーターによりカバー範囲が2500平方フィート(232平方メートル, 約15メートル四方)広がり、ぼくの家の裏手のWi-Fi出力は-80dBmから-51dBmに改善された。かなり、よろしい。室内のSonosや裏庭のカメラにも、良好にアクセスできる。

全体としてOrbiは、家全体をWi-Fiにするための優れたソリューションだが、嬉しいのは最初のころに比べてアプリが良くなったことだ。今では細かいデバイスコントロールやユーザー管理(〜制限)もでき、DisneyのペアレンタルコントロールアプリCircleもサポートしている。これはインターネットを自動的にフィルタするだけでなく、子どもが数時間閲覧できないように、ポーズをかけることもできる。

このアウトドアサテライトは329ドルだが、ルーター一つとサテライト二つなら291ドルになる。家庭用としてはちょっとお高いが、ブルックリンのぼくの古いレンガ造りの家全体でWi-Fiのスピードが相当アップするし、庭仕事をしながら曲を変えたり、ビデオを見たりもできる。あなたのドメイン全体を完全にワイヤレス化する費用、と考えれば安いかもしれない。

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Android 8.1は接続前のWi-Fiネットワークのスピードの推測を表示できる

Oreo(Android 8)は最初、ぱっとしないアップデートだったけど、8.1ではおもしろい仕掛けがいくつかある。とくに目立つのが、Speed Labelsと呼ばれる新しい機能で、ログオンする前にネットワークの信号を予測する。

8.1をインストールしているユーザーは今週から、使えるWi-Fi接続の横にこんな形容句がつく: 「Very Fast」(とても速い), 「Fast」(速い), 「OK」(まあまあ), 「Slow」(遅い)。とても分かりやすい。Googleによると、「Fast」ならビデオに十分、高画質のビデオなら「Very Fast」が望ましい。「OK」は音楽ストリーミングや長文の記事なら十分。「Slow」はWi-Fi上の通話やテキストメッセージングならよろしい。

実際にスピードを測定した結果ではないが、複数のネットワークの相対的な比較としては十分実用的だ。この機能は12月に発表され、今週ユーザーの手元に届き始めた。ただし8.1はまだ展開途上で、GoogleのPixel, Pixel 2, Nexus 6P, Nexus 5Xしかサポートされていない。

セキュリティで保護されているネットワークは、このスピード推測の表示がない。またオープンなネットワークについても、アドミンが個々に表示の可否を設定できる。

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Google HomeのWi-Fi関連のバグでルーターのメーカーが対応、Google自身の対応は明日から

Googleの最近のハードウェア製品はバグの嵐に見舞われているが、今度はHomeとChromecastの複数にユーザーが今週、彼らのデバイスのWi-Fi接続をめぐる問題を報告している

Googleはサポートページでその問題を認め、こう述べている: “Android上のCastのソフトウェアのバグによって、大量のネットワークトラフィックが間違って送られてしまい、Wi-Fiネットワークが遅くなるなど一時的な影響が及ぶことがある。影響の具体的な状況は、ルーターにより異なる”。

同社は明日(米国時間1/18)から、Google Playからのアップデートとしてこの問題への修復を提供する。

最初に報告が現れたのはTP-Linkのルーターの人気製品の界隈で、その後TP社はファームウェアのフィックスを発行し、暫定的な処置をユーザーに伝えた: “ルーターをリブートするかまたはあなたのAndroidデバイス上の’Cast’機能を無効にして、デバイス上のこの問題を恒久的に修復するアップデートがリリースされるまでお待ちください”。

しかし問題はさらに大きく広がり、NetgearやLinksysなど、ルーターのそのほかの人気製品にも被害が生じ始めた。

Googleもやはりユーザーにハンドセットのリブートを示唆し、当面はルーターのファームウェアのアップグレードをチェックするよう勧めている。

このバグ自体はささやかなものと思われるが、Googleブランドのハードウェア製品には、これまでにもさまざまな問題が発生している。代表的な製品としては、Pixel 2, Home Mini, そしてPixel Budsが挙げられる。

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Huaweiの全宅型ホームWi-Fiシステムは家庭内の電気の配線とメッシュネットワーキングを併用

Huaweiが今日(米国時間1/9)、新製品の全宅型(whole-home)Wi-FiシステムWiFi Q2を発表した。Wi-Fiのメッシュネットワークシステムは急速にスタンダードになりつつあり、Qualcommの推定によると、今では新たに買われるWi-Fiルーターの40%がそのタイプだ。しかしHuaweiのやり方は、ちょっと違う。同社はWi-Fiメッシュに加え、Powerlineネットワークを利用し、専用のEthernetケーブルに代えて家庭内の既存の電気(電力)系統にトラフィックを流す。

その結果は、(理想的には)、衛星のアクセスポイントなどに接続した家庭のインターネット接続は、家庭内にメインハブを設けるやり方に比べて、スピードの劣化がない。メッシュネットワークと電力線ネットワークの両方がフルスピードなら、最大接続速度は毎秒1867Mbにもなりえる(あなたの家のホームネットワークがそれに対応していれば)。さらに同社は最大接続デバイス数192台を約束し、そのネットワークのスイッチングタイムは約100msである。

Huawei Consumer Business GroupのCEO Richard Yuは、発表のスピーチでこう述べた: “今や、音楽やビデオをはじめとして、ストリーミングされるコンテンツの量がとても多いし、またソーシャルメディアにアクセスするデバイスの数も、きわめて多い。そのため、高速で信頼性のあるWi-Fiが必須のニーズになっている。HuaweiのWiFi Q2は今日のファミリーに、信頼性が高くて柔軟性に富む全宅型のハイブリッドWi-Fiソリューションを提供する”。

この製品は通常のWi-Fi暗号化とパスワード保護に加えて、総当たり攻撃(Brute-force attack)でパスワードを破ろうとするハッカー対策として、“anti-brute force algorithm”と呼ばれる防御策を採用している。

なお、Wi-Fiメッシュと電力線ネットワークの併用はHuwaeiが初めてではなく、昨年のCESではTP-Linkが同様のシステムを発表した。ただしそちらはまだ、発売されていないようだ。

Q2はアメリカでは3パック同梱の形で349ドルで発売される。製品には2タイプあり、ひとつはこれまで説明してきたハイブリッドタイプ、そしてもうひとつは電力線のみで最大毎秒1Gbの性能を提供する。どちらも3パックタイプだが、単体でも売るし、衛星用ルーターも同時に発売する。

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Wi-Fiルーターの概念を変えたEeroがプロジェクトを整理縮小して30名をレイオフ

ユーザーが独自にメッシュネットワークを作れるWi-Fiルーターを提供していたEeroが、社員の20%、約30名をレイオフした。Eeroは30名の解雇を確認したが、残る社員数については明言を避けた。

Eeroの声明文はこう言っている: “弊社の目標はすべての家に完全なWi-Fiを提供することである。ここ数年弊社はいくつかの関連プロジェクトを探究し、現時点では中核的事業に集中するために新しいプロジェクトを一つ捨てるという、厳しい決断を行ったところである。弊社はこのことを真剣に受け止めているが、残念ながらそれにより、約30名の仲間がもはやEeroに在籍しないことになる。今後とも弊社は、Eeroをもっとも信頼性に富み安全で使いやすいホームWi-Fiのソリューションにするための仕事を継続していく”。

2015年に創業したEeroは、私たちのワイヤレスルーター観を変えることを狙っている。Eeroは昨年、二つのハードウェア新製品を発売した。それらは、トライバンドWi-Fiをサポートする次世代Eeroと、コードを引けないような場所で壁のソケットに差し込んで使うEero Beaconだ。

6月にEeroは、ホームマネージメントアプリThingtonを買収し、その人材を獲得した。それは、DopplrのファウンダーMatt Biddulphと、YahooのBrickhouseのプロダクト担当Tom Coatesが興した企業だった。〔獲得した人材とアプリの現在および将来の扱いが、この記事からは不明。〕

Eeroはこれまで、First Round Capital, Menlo Ventures, AME Cloud Ventures, Initialized Capital, Homebrew Venturesなどから9000万ドルを調達している。最近のラウンドは2016年5月の、5000万ドルの資金調達だった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

ダ大の研究者たちがアルミフォイルがWi-Fiルーターの出力を強化/制御できることを発見

ダートマス大学の研究者たちが、3Dプリントで作った形状をアルミフォイルで包んだものが、ワイヤレスの圏域を拡大しWi-Fiのセキュリティを増強することを見つけた。Eurekalertに載ったこのプロジェクトは、Wi-Fiのルーターのアンテナの上やまわりに反射板を置き、ビームを作ってレンジを増し、またその電波が通ってもよい空間を指定できる。

ダートマスの助教授Xia Zhouはこう述べている: “わずか35ドルの投資と、カバー範囲(カバレッジ)の指定により、手作りのワイヤレス反射板が何千ドルもするアンテナよりも、すごいはたらきをする”。

彼らのペーパーの中でZhouと彼の仲間たちはさまざまな形の指向性アンテナをテストし、またソーダ飲料の空き缶をルーターの背後に置いて電波の方向をターゲットに向ける、といった思いつき的なことも試みている。何度かの試行ののち彼らは、いくつかの部屋でWi-Fiの感度を高める形状にたどり着いた。そして次に彼らはその、Wi-Fiのカバー範囲とセキュリティを良くする形状を正確に3DプリントするWiPrintというプログラムを作った。次にすることは、その形状をアルミフォイルで包むだけだ。

チームは、その反射板(リフレクター)が正確な形のビームを作り、Wi-Fiがよく届く空間と、そうでない空間を作り出すことを見つけた。それによって、セキュリティとカバレッジを増すことができる。たとえば、ビームが窓から外へは出て行かないが、近くの部屋では強い、というふうにもできる。

そのソフトウェアはまだリリースされていないが、やっぱりきみのおじいちゃんは正しかったね。アルミフォイルとアンテナは相性が良いのだよ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Facebook、「Wi-Fiを検索」機能を全世界で提供開始

Facebookは、モバイルユーザーがWi-Fiネットワークを探すための新機能を正式提供する。同社は昨年、近くにある無料の公開Wi-Fiネットワークを見つける “Find Wi-Fi”[Wi-Fiを検索]機能のテストを開始した。当時利用できたのは一部の国のiOSユーザーだけでテスト的な運用だった。今日(米国時間6/30)Facebookは、近々全世界のiOSおよびAndroid端末で “Find Wi-Fi” が使えるようになると発表した。

同社は、この機能が追加されることで、旅行中、とくに携帯電波が入りにくい場所での利用が便利になる説明した。

米国をはじめとする先進国では、遠隔地や農村地帯での利用を意味するかもしれないが、データプランの制限が厳しく、一般に対応地域の狭い途上国では、さらに強力なツールになる。

新しい機能は、その他の新機能と同じくFacebookモバイルアプリの「その他」タブにある。「Wi-Fiを検索」を開くと「機能をオンにする」ボタンを押すように言われる。オンにすると近くのWi-Fiスポットとサービス提供者の説明が載った地図が表示される。
[日本語版注:位置情報サービスの設定変更が必要になる場合もある]

これは、月間20億人を超えたFacebookユーザーを常時接続状態にしてアプリで過ごす時間を増やす(Facebookの収支に直結する)だけでなく、地域の店舗を見つける新たな方法でもある。つまり、ユーザーはWi-Fiを使える近くのコーヒーショップを見つけるのに、GoogleマップではなくFacebookを使うようになるかもしれない。

But the feature isn’t as of yet as reliable as it should be, we found – though it easily picked up Wi-Fi hotspots at nearby restaurants and malls, for example, it didn’t include the closest Starbucks or McDonald’s in our list of suggestions. (Your mileage may vary.)

ただ、われわれが使ってみた限り、この機能はまだ十分に信頼できるとは言えない。近くのレストランやモールのWi-Fiスポットはすぐに見つけてくれるが、近くのスターバックスやマクドナルドは候補リストに載っていなかった。

This is because, for the feature to work, a business must first claim their Wi-Fi network by navigating to their “Edit Page Info” on their Facebook Page. Or, more simply put, it’s an opt-in setting. That being said, the feature has seen good adoption during the tests starting last year. And now that businesses know it’s a globally available feature, that adoption may increase.

その理由は、このしくみが機能するためには、まず店舗が自分のFacebookページへ行き「ページ情報の編集」でWi-Fiネットワークを登録する必要があるからだ。つまり「オプトイン」方式をとっている。それでも昨年始めたテストでの利用状況は良好だった。今回全世界で公開されたことで、利用者はさらに増えるだろう。

Wi-Fiネットワーク一覧を見るためのツールは、 モバイルユーザーの接続を改善しようとするFacebookの大きな取り組みの一つにすぎない。Internet.orgを通じての途上国でのモバイル接続の拡大、世界各地でのインフラストラクチャーへの投資、さらにはソーラー電力ドローンの活用計画もある。

“Find Wi-Fi”[Wi-Fiを検索]機能は、iPhoneおよびAndroidアプリで世界中に提供を開始したとFacebookは言っている。


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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

二台のドローンとWi-Fi信号で厚い壁の中の状況を3D画像化できる、Google Tangoも活躍

カリフォルニア大学サンタバーバラ校の研究者Yasamin MostofiとChitra R. Karanamが作ったシステムは、二台のドローンと大きなWi-Fiアンテナと、少々の補間計算によって、厚い壁を透視できる。

このシステムは二台のドローンの共同作業で、片方が構造物へWi-Fiを照射し、他方がその信号を拾う。そして二台はその構造物の周囲を飛びながら、各地点で信号の強度の違いを記録していく。そうすると、その情報から閉じた建物の3Dモデルを作れる。

下のビデオでは、ドローンたちがレンガの構造物の回りのんびりと飛んでいる。彼らにその内部は見えない。電波がレンガを貫通し、壁の向こう側にある別の構造物を通過すると、信号が変わる。何度かそのデータを計測したあとで、ドローンたちは構造物の全体を高い解像度で図像化し始める。

“われわれが提案しているやり方では、無人航空機がWi-Fiの信号だけで壁を3Dで透視し、詳細な画像を作れる”、とMostofiは語る。“利用するのはWi-FiのRSSIだけで、事前の測定などはいっさい行わない。また画像を作るためにオブジェクトを動かす必要もない”。

最初はオブジェクトの2Dのモデルを作ったが、すぐに3Dにアップグレードできた。使用したのはシンプルなWi-FiルーターやGoogle Tangoを実装したタブレットなど、一般市販のデバイスだ。受信側は、Raspberry PiとWi-Fiカードを使っている。二台のドローンは対話しながら自力で行動する。

壁の向こうに見えるものは、映画「プレデター」のような像ではないが、でも災害などの緊急時には、ドアをぶち破らなくても建物の中を知ることができる。研究者たちは、考古学の調査にも使えるはず、と言っている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

AirPlay 2はHomeKitでマルチルームオーディオストリーミングをサポート、Google Cast+Google Homeと競争

AppleのAirPlay 2は’2’のない最初のワイヤレスオーディオストリーミングプロトコルの進化形で、複数の部屋への同時(同期)ストリーミングがサポートされ、AppleのスマートホームコントロールプラットホームHomeKit対応になり、サードパーティのアプリも作れるようになった。また、だれかがそのWi-Fiに飛び込んできて、パーティーなどのプレイリストにライブで貢献/闖入することができる。

AirPlay 2はAPIが公開され、誰もがアプリを作ってストリーミングを楽しく利用できる。もちろんそのアプリも、複数の部屋(‘マルチルーム’)へのスピーカーへブロードキャストができる。スピーカーに関してはパートナーのメーカーの長いリストをAppleは公開しているから、ほとんど必ず気に入ったものを選べるだろう。Apple TVの第四世代ハードウェアにも対応するから、ホームシアターへの統合も可能だ。

マルチルームのオーディオといえば、Sonosの独壇場だったが、独自のソフトウェアやアプリを必要とする。しかしこっちはiOSのシステムレベルのサポートだから、YouTubeやポッドキャストなどもソースにできる。GoogleのGoogle CastもAndroidのシステムレベルのサポートありだが、それはGoogle Homeの主要機能の一つだから、Siriのスピーカーの発表の前に対抗的な発表があるかもしれない。要注視だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

10ドルのRaspberry Pi Zero Wは最初からWi-FiとBluetooth内蔵の超便利なラズパイだ

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5ドルのRaspberry Pi Zeroが出たときには、みんなが大歓迎して、ありとあらゆるものにそれをくっつけようとした。1GHzのシングルコアのCPUで動く超小型ゲーム機が作られたり、Pi専用のアドオンボード(ブレークアウト基板)Hatをいろいろ作って、ロボットやセンサーを動かす人たちもいた。そして今度からは、Wi-FiやBluetoothのドングルを使わなくても、それらすべてができるようになった。

その10ドルのPi Zero Wは、ワイヤレスを内蔵したZeroだ。mini-HDMIとmicro-USBのポートがあり、Hat用の40ピンのヘッダもある。コンポジットビデオやCSIカメラのコネクターもある。

Raspberry Piを作ったEben Uptonはこう書いている: “ほとんどの場合、ハブは必要だから、汎用のコンピューターとしてはこの方が使いやすい。Bluetoothの周辺装置を使いたい人にとっては、USBのポートだけあっても嬉しくないからね。しかもこれなら、いろんなIoTアプリケーションの実験ができる”。キーボードやマウスも、ワイヤレスを使えるから便利だ。

Pi Zero Wには使いづらい面も多少はある。ZeroもZero Wも同じLinuxコンピューターだが、Zeroはとても小さいからデスク上などには実装しづらいだろう。しかしIoTには格好で、先輩のArduinoにも劣らない。なお、フルサイズのUSBポートがないと、初心者は困るかもしれない。

Wには、シャーベットカラーのケースがついている。ケースはボードによくフィットしており、ピンやポート用の切れ込みもある。カメラ用のリボンコネクタもある(下図)。

Wi-Fi内蔵のマイコンが10ドルは、かなりの労作である。しかもこんな小さなボードが年月とともにさらにどんどん小さく(そして強力に)なるのも、快挙だ。ぼくはツイートの自動化と印刷をPiにやらせているが、何かがおかしくなったら、簡単に交換できるのも気軽で良いね。Piファンが作ったこのビデオを見てみよう。とにかく、すばらしい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))