マニュアル&ナレッジ管理アプリtoaster teamを運営するnacoが1.3億円のプレシリーズA調達、新ブランド「n」推進

社内や現場でのマニュアルや各種情報を管理するアプリ「toaster team」(トースターチーム)を運営する「naco」は2月21日、プレシリーズAラウンドとして、J-KISS型新株予約権の発行による総額1億3000万円の資金調達を実施したと発表した。引受先はCoral Capital、Headline Asia(旧インフィニティ・ベンチャーズ)、アプリコット・ベンチャーズ。調達した資金はtoaster teamの新機能開発や、新たに展開するデジタルワークプレイスツール「n」ブランドの立ち上げ、中核人材の積極採用、マーケティング活動にあてる予定。

2017年5月設立のnacoは、「働く人たちが、いきいきと活躍できる社会を創る」をミッションに掲げ、働く人と組織をエンパワーメントするデジタルワークプレイスツールを開発・提供している。

その第1弾にあたるtoaster teamは、社内や現場における「知らない」「わからない」「できない」を解決するアプリおよびクラウドサービスとなっている。業務マニュアル、動画マニュアル、社内用語、日報、議事録、ニュースのクリッピングなど業務に関する様々な手順やノウハウを見える化し、社員・スタッフの即戦力化や業務効率化の向上を実現できるとしている。2020年7月のサービス提供開始以降、累計導入企業は2000社を突破した。

チームコラボツールtoaster team開発のnocoが総額7500万円調達、リリース2カ月で1300社が導入

チームコラボレーションツールtoaster team(トースターチーム)を開発・運営するnocoは10月8日、総額7500万円の資金調達を発表した。第三社割り当て増資による調達で、引受先はアプリコット・ベンチャーズ、STRIVE、VOYAGEVENTURES、個人投資家。

toaster teamは、組織内の情報共有やコミュニケーションなどの共同作業を支援するクラウドサービス。業務マニュアルや手順書を手軽に作成できるレシピ機能、日報・企画書・議事録を共有するノート機能、画像編集機能、用語集管理、タスク管理機能 など、ワークマネジメントに必要な機能を1つにまとめている。GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシート、Googleスライド、SNSなどのコンテンツを張り付けることも可能だ。

同社によると、2020年10月現在、東証一部上場企業から個人事業主まで1300社超の企業が導入しているとのこと。なおベータ版の導入時点で導入企業は700社を突破しており、2020年度中には2000社への導入を目指す。

toaster teamには利用料金がかからないがデータ上限のある無料プランのほか、1チーム(11名以上)あたり月額800円の有料プランを提供する。今後は、SlackやMicrosoft Teamなどの法人向けメッセンジャーサービスとの連携も進めていく。

今回調達した資金は、プロダクト開発の強化およびカスタマーサポート体制の立ち上げなどの採用などに充てられる。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:noco、toaster team、資金調達、コラボレーションツール

ブログ感覚で業務マニュアルなどを作成できる「toaster team」の正式版が登場、Slackなどとの連携も視野に

nacoは7月14日、これまでベータ版として提供していたチームコラボレーションツール「toaster team」を正式ローンチした。2020年2月に提供を開始したベータ版の導入企業は700社を突破しており、2020年度中に2000社への導入を目指す。

利用料金がかからないがデータ上限のある無料プランのほか、1チーム(11名以上)あたり月額800円の有料プランを提供する。今後は、SlackやMicrosoft Teamなどの法人向けメッセンジャーサービスとの連携も進めていく。

toaster teamの特徴は、独自テンプレートに従うだけで業務マニュアルや手順書を作成できる簡便さ。トリミングなどの簡単な画像編集もtoaster team上で操作できるほか、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシート、Googleスライド、SNSなどのコンテンツを張り付けることも可能だ。

ベータ版からの機能強化としては、業務マニュアル・手順書(ナレッジ)を作成・共有のほか、作成したナレッジをチェックリスト化して管理・運用できるタスク機能が加わった。