GoProアクションカメラをアップデート―Hero5のBlack、Sessionが登場

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GoProの新製品発表会場は海抜850メートル、カリフォルニアとネバダの州境にまたがるシエラネバダ山脈の麓という最高のロケーションだった。本来はウィンター・リゾートなのでまだ雪はなかったが、GoProの新製品がこの冬のスキー、スケートボードのシーズンを狙っているのははっきりしていた。

今回のプレスイベントの注目の的はもちろん長らく噂になっていたKarmaドローンだった。しかしGoProのビジネの主要な柱であるアクション・カメラ自体も新製品が公開された。GoProはしばらく前からアクションカメラの代名詞になっている。今回Hero5 BlackとSessionが発表されるまで、GoProのフラグシップモデルのカメラは新製品の発表が途絶えていた。

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Hero 5シリーズはは2種類が発売される。Black(399ドル)とSession(299ドル)だ。 Blackのレンズ横には2インチのタッチスクリーンがあり、その分サイズが大きい。しかしカメラそのものは両者はほとんど同一だ。

Hero5は両バージョンとも防水だ。防水性能は標準のケースのままで水深10mクリアしているという。エクストリーム・スポーツのファンには間違いなく歓迎される新機能だろう。GoProではSessionカメラを「GoPro史上もっともタフなカメラ」だと主張している。

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動画撮影は4K、30フレームで、12メガピクセルの静止画が撮影できる。画像はカメラが充電モードになると自動アップロードされる。大きな特長として新モデルには音声コントロールが内蔵されている(7ヶ国語対応)。広角レンズを備え、物理的ボタンは一つだけと単純。Hero5 BlackにはRAW撮影モードがある。

3台のマイクを装備しており、アクティブ・ノイズ・キャンセリングが利用できる。風切音なども大きく低減され「ビデオ同様にオーディオも高品質になった」という。

新モデルは既存の各種マウントと互換性がある。別記事で紹介したドローンのKarmaとHero5にはGPSが組み込まれている。Hero5では歓迎すべきアップデートがいくつも行われているが、全体としてみると2年間のブランクを埋めるにしては地味な改良となった印象だ。

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〔日本版〕GoProの日本語サイトから注文可能。発売は10月23日。フラグシップモデルのHero5 Blackは4万7000円。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+