スキルシェアの「ココナラ」が総額12億円を調達

ココナラは7月10日、フィデリティ・インターナショナルへの第三者割当増資による総額12億円の資金調達を発表した。調達した資金は、中長期的な経営基盤の構築に投資するとのこと。具体的な目的は不明だ。

同社が運営する「ココナラ」は、個人のスキルや経験を商品として通販サイトのように売買できるスキルシェアサービス。現在100万人の会員が登録しており、累計300万件超のスキルが売買されているという。個人間だけでなく、法人への販売も可能だ。

売買されているスキルとしては、似顔絵・イラスト・漫画、美容・ファッション・健康、キャリア・就職・資格、ロゴ、チラシ、名刺のデザイン、ウェブサイト制作、音楽・ナレーション、集客・ウェブマーケティングなどがあり、プライベートからビジネスまで幅広い。サービスカテゴリは200種類、サービス出品数は25万件以上となっている。

フィデリティ・インターナショナルは、機関投資家や個人投資家向けに資産運用サービスを提供している資産運用会社。

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TechCrunch Japan

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