今年一番注目すべきスタートアップを決める「スタートアップバトル」は先日閉会したばかりだが、今年一番のCTO(技術責任者)を決める「CTO of the year」がクリスマスイブが開催される。
CTO of the yearは、スタートアップ企業のCTO(最高技術責任者)によるピッチコンテストを開催して、技術によるビジネスの貢献度を審査するイベントだ。独自性、先進性、業界へのインフルエンス、組織運営などを評価対象として今年1年最も輝いたCTOが選出される。TechCrunch Japanは本イベントのメディアパートナーとして参加する。
今回の記事では、CTO of the yearに登壇者を紹介しよう。
登壇者一覧
神谷幸太郎氏(シンセティックゲシュタルト CTO)
京都大学大学院理学研究科にて数学専攻、ベイズ統計的決定理論を確率論や情報幾何学を用いて研究。修士課程を修了後、野村総合研究所のエンジニアとして、新規技術の研究開発や実証実験に従事。Deloitte Digital のコンサルタントとして、多岐に渡る産業のクライアントに向け、新規事業開発含むデジタル戦略の策定や実行の支援を実施。バイエル薬品のオープンイノベーションセンターにて、製薬業界の課題に対し、機械学習を用いたソリューションの提案や開発を推進。現在は、科学的発見の自動化を目指す SyntheticGestalt を創業し、CTO に就任。
伊藤桂一氏(アダコテック 取締役)
アダコテック創業エンジニア。大学院で遺伝的アルゴリズムの研究を行うにあたり産業技術総合研究所(AIST)との繋がりを持ち、AISTベンチャーに新卒入社。半導体設計ツールに研究開発に従事した。その後、AISTの非常勤職員などを得て、2012年4月にアダコテック創業メンバーとなる。2015年より現職。技術組織のマネジメントに加え、HLACの研究開発や、データ分析・コンサルティング業務に従事。
松浦隼人氏(オーティファイ CTO)
大手Webサービス会社にて、各サービスのサーバからミドルウェアまで幅広く担当するインフラエンジニア、チームマネージャーを兼務。
その後、GitHubにてRailsアプリケーションとその技術スタックに関わるテクニカルサポートエンジニアを担当。オライリー・ジャパン出版の「入門 監視」を始めとする技術専門書の翻訳も手掛ける。
2020年3月よりAutifyの取締役CTOに就任。2020年9月には、AWS Startup Architecture of the Year 2020において二冠を受賞。
為藤アキラ氏(クイッキン CTO)
Javaプログラマーとして金融系、日立のシステム開発、IT講師、SIer経験を経て独立。株式会社ブルーイッシュを創業し、Webやアプリ開発を中心に10社以上のスタートアップの開発プロジェクトをサポート。ORACLE MASTER Gold 11g, OJC-WC, LPIC、等、様々な資格を所有。2020年1月よりCUICIN株式会社のファウンダー兼、技術顧問としてジョインし、開発チームのマネジメントやプロジェクト全体をリード。
杉田允氏(ミドルフィールド CTO)
1988年生まれ。大阪府出身。株式会社サイバードにシステムエンジニアとして入社。メディア事業にて、WEBアプリケーションを中心に新規開発や保守運用を担当し、サーバサイドやインフラ領域を経験。その後複数社にて、WEBアプリケーションの新規開発等を担当。
青木光平氏(オー CTO)
メーカーで携帯電話の企画、開発を行ったのち、KLabに入社。サーバサイドやフロントの開発、マネージメント、ディレクションなどを経験。ベストプロジェクトマネージメント賞を獲得。その後、独立しフリーランスとして数多くの大手企業やスタートアップでフロントエンドのアーキテクト、開発コンサル、UXデザイナーとして支援する。スタートアップが抱える課題を最速で解決するにはもっと深く関わる必要があると考え、2020年8月に O: にジョイン。UX からUI設計、アーキテクト、開発まで行う。11月からCTOに正式に就任。現在は採用、マネージメントまで幅広く担当している。
高橋和也氏(センシンロボティクス執行役員 / 開発部長)
1978年生、北海道工業大学卒。システム開発会社、ウェブ制作会社などを経て、2009年に株式会社リアルワールド入社。新規事業開発等を経て、ゼネラルマネージャーとしてエンジニアの統括責任者、グループ会社REAL FINTECHの取締役CTOを歴任し、2017年8月より現職。
小佐野剛氏(デザミス CTO)
新卒で入社したERPパッケージベンダーにて製品開発に従事。その後、マルチクラウドインテグレーションを提供するSIerを経て、2016年より株式会社デザミスに参画。牧場向けIoTサービス「U-motion」の開発に携わる。CTOとして開発部門の責任者を務める傍ら、データ分析、センサーシステム開発、牛の観察など様々な業務に対応。
イベント概要
【日時】12月24日(木)15時〜17時(予定)
【会場】オンライン
【審査基準】技術によるビジネスへの貢献度(独自性、先進性、業界へのインフルエンス、組織運営についても評価対象)
【審査】CTO of the year 実行委員会による
【主催】CTO of the year実行委員会
【メディアパートナー】TechCrunch Japan
【運営パートナー】イベントレジスト
【企画、運営協力】アマゾン ウェブ サービス ジャパン
【チケット】無料(参加登録は必須)