One Tap BUYは3月18日、銀行預金口座に残高があれば送金作業なしで株式を購入が可能になる「おいたまま買付」サービスの対応金融機関に、三菱UFJ銀行を追加することを発表した。三菱UFJ銀行の口座は4月1日から利用可能になり、同行が提供する「リアルタイム口座振替サービス」の機能を利用する。これにより、2016年のみずほ銀行、2018年の三井住友銀行と合わせ3大メガバンクで「おいたまま買付」が利用可能になる。
おいたまま買付は、銀行の営業時間外でも預金口座に残高があれば、いつでも取引が可能になるサービス。証券口座への送金作業の手間が省けるので、買付余力不足を心配する必要がないのも特徴だ。取引できる時間は、米国株が24時間365日、日本株が東京証券取引所開場日の9時00分10秒~14時59分00秒まで。日本株の場合は、それ以外の時間帯は予約注文となる。株式の購入可能金額は1万円以上(1万円単位)、積み株は1万円以上以上(1000円単位)送金手数料は、2万円未満は1回あたり108円、2万円以上なら無料となる。
なお、キャンペーンにより無料だった「おいたまま買付」の送金手数料は、一部のサービスを除き3月31日で終了し、4月1日以降は前述した所定の送金手数料がかかる。
One Tap BUY は、「TechCrunch Tokyo 2015」のスタートアップバトルで審査員特別賞とAWS賞を受賞した企業。2018年10月には、第三者割当増資により総額19.5億円の資金調達を実施し、東海東京フィナンシャル・ホールディングスが新たな株主に加わっている。なお、既存株主のソフトバンク、みずほ証券もこのタイミングで追加投資を実施した。