12月24日、今年一番輝いたスタートアップCTOを決めるピッチコンテスト「CTO of the year」が開催された。その結果、今年のCTO of the yearはデザミスの小佐野剛氏に決まった。デザミスは日本の農家が抱える問題をIoTのチカラで解決することを目指すスタートアップ。具体的には、ウシの行動モニタリングを行う「U-motion」を展開し、IoTデバイスを使って牛の行動データを24時間収集、解析し、発情兆候や疾病兆候、起立困難状態を検出するなどしている。
ピッチコンテストでは、審査員により、技術によるビジネスの貢献度について、独自性、先進性、業界へのインフルエンス、組織運営などを評価対象として審査が行われた。今年のコンテストでは、小佐野氏を含め8社8名のCTOがプレゼンを行った。
小佐野剛氏プロフィール
新卒で入社したERPパッケージベンダーにて製品開発に従事。その後、マルチクラウドインテグレーションを提供するSIerを経て、2016年より株式会社デザミスに参画。牧場向けIoTサービス「U-motion」の開発に携わる。CTOとして開発部門の責任者を務める傍ら、データ分析、センサーシステム開発、牛の観察など様々な業務に対応。
今年のCTO of the year はオンライン開催で生配信されていたが、その放送を見逃した読者のみなさん向けに、イベントのイベントレジストページにて見逃し配信も行っている。こちらもチェックしていただきたい。
デザミスは2020年3月に農林漁業成長産業化支援機構、三井住友海上火災保険から約5億1000万円を調達するなど、拡大を続けるスタートアップだ。TechCrunch Japanでは彼らのこれからの成長をお伝えしていくつもりなので、ぜひ注目していただきたい。
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