[筆者: Stefan Etienne]
“きれいな空気”といえば、誰もが屋外や自然を連想する。Dysonは、空気清浄ファンPure Cool Linkで屋内の汚染物質を取り除き、家庭内の空気をきれいにする。
James Dysonの今度の新しいガジェットが、Dysonのブランドイメージ以上に良いものであってほしいけどね。
Pure Cool Linkに込められた同社の独創性は、それがスマートデバイスであること。エアフィルターはガラス繊維製360° HEPAフィルターを使用。iOSとAndroidのアプリDyson Linkでインターネットに接続する。
ユーザーは屋内と屋外の空気の質をBreezoMeterのデータでモニタでき、ファンの設定を調節したり、環境の履歴を記録したりできる。
毎日忙しくて、あるいは怠惰で、空気の質をコンスタントにモニタできない人用に、Pure Cool Linkにはオートモードがあり、空気の質の変動に対応して自動運転する。Dysonの主張によると、同機は空気中の汚染物質やアレルゲンの99.97%を除去する…もちろんユーザーには、そのことをテストできる方法が必要だけど。
この、羽根のないファンと空気清浄機を兼ねたデバイスは、今日から499ドルで発売される。屋内のきれいな空気は今や、テクノロジーによって得られるものなのだ。
競合製品はこれよりもかなり安く、たとえばConwayの空気清浄機は250ドルだ。しかもこれには、NOAA(海洋大気局)の性能証明が付いているから、検討の価値があるかも。