Apple(アップル)は同社の次世代iPhoneのリリースに先駆けて、最新のiOS 14が9月16日にリリースされると述べた。
今年にアップルが開催したWorldwide Developer Conference(WWDC)でiOS 14が初めて披露されたが、そこではホームスクリーンのウィジェットとメッセージのスレッドに返信する機能が含まれていた。また新しいMaps機能も搭載されており、移動手段としてサイクリング機能が追加されたほか、電気自動車のオーナーが途中で充電ステーションを見つけられるように経路を設定できる。
iOS 14では内蔵の翻訳機能、改善され再設計されたSiri、そしてSafariブラウザのセキュリティとプライバシー機能も搭載されている。
しかし、Appleが約束していたプライバシー機能の1つは延期される。アップルはiPhoneユーザーがアプリ内追跡をオプトアウトできるようにすると述べたが、iOS 14がリリースされた時点ですぐに搭載されるわけではないという。これはFacebook(フェイスブック)を含む広告大手が、機能に反対するロビー活動を行った騒動によるものだ。アップルはこれらの変更に対応するため、開発者に来年まで猶予を与えると述べた。
iOS 14はiPhone 6s以降でサポートされ、無料でダウンロードできる。
またiPadOS 14やwatchOS14、tvOS 14も9月16日にリリースされると、アップルは明かした。
画像クレジット:Apple
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)