Mystの開発元であるCyanが、ゲーム25周年に向けて何かを仕込んでいるようだ

Mystは奇妙な作品である;元々はHypercardのスタックで、大きすぎるためにCD-ROMで供給される必要があった。そして何年にも渡って最も興味深く視覚的に刺激的なゲームの1つだった。それはいまや年老いてしまったが、その開発者であるCyanはこのゲームの25周年に向けて、新しい趣向を用意しているようだ。

同社は”Myst”ブックのシンプルなイメージをmyst.comに掲載した。”25″と書かれたポストイットがその表紙には貼られている。なにが起きるのだろうか?

リマスタだろうか?それは2000年に行われている。ではリアルタイムではなく、きれいに化粧直しされたバージョンか…それは2015年に登場している。それともMystではない何か新しい作品なのかも…Cyanは先週新しいVRゲームのFirmamentを発表している。

Myst化粧直しバージョン

もちろんそれはMystの続編であるRivenの、”realMyst”に相当するバージョンかもしれないし、Cyanのそれほど有名ではないフォローアップ作品のアップデートかもしれない。

それどころか、新しい続編であったり、あるいはCyanの面白いがイライラさせられる最新ゲームの、Obductionで行われたような、前史スタイルであったりする可能性もあるだろう。おそらく、Mystの名前の認知度が(それが素晴らしい最新作だったときのことを覚えている年齢の人びとの間で)人気を押し上げることだろう。

公式な25周年は9月24日なので、この先も多くの手がかりが得られることだろう。しかしそれがゲーム自身のようにぼんやりとしたものの場合には、あまり情報を得ることはできないかもしれない。

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(翻訳:sako)

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TechCrunch Japan

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