今週バルセロナで開かれているMWCでは5Gスマホのリストが長くなりつつあるが、ここにさらに1つ加わった。ZTEがAxon 10 Pro 5Gを発表した。少なくとも中国と欧州で2019年上半期にリリースされる予定だ。もちろん、米国に関しては特殊事情がある。ZTEは、近年ファーウェイが置かれているのと同じような政治的“引火点”にいるわけではないが、米国当局の精密な調査の対象となってきた。
ファーウェイのようにZTEも自前の5Gネットワーク装備を手がけることで著しく恩恵を受けていて、テストという面では競争の一歩先をいっている。現在のところ、間もなく到来する次世代のワイヤレス技術のための端末の準備をキャリアと共に進めている。
実際、ZTEは今日のMWCキックオフで、Qualcommとともに実施したライブのプレゼンテーションも含め、自らの5G技術を披露した。
Axon 10 Pro 5Gは、リアに3つのカメラ、Uの字型をしたパンチホールベゼル、ディスプレイ指紋リーダーを搭載する。ZTEはまたBlade V10も今日発表した。高解像度のセルフィーがこれまで撮れなかったということで、この端末は32メガピクセルのフロントカメラを搭載している。
(原文へ 翻訳:Mizoguchi)