これはただの自転車向けリアランプではない。センサーとAIが用いられ、自動的に点灯、消灯し、減速すると明るい赤い光を放ってそれを知らせる。Lucnt SRL1はスマート・リアランプだ。
開発したのはサンフランシスコのArashとMehdの兄弟のMema Engineering, LLCの製品で、今のところ手作業で作っている。充電はUSBだ。自転車への取付は強力な磁石が用いられている。減速したり曲がったりすると自動的にライトは明るく光る。
私はいくつかのバージョンを見たが、この兄弟のプロダクトはユニークで優秀だ。兄弟は小さな工房で手作業でデバイスを作り、自分たちの自転車に取り付けて作動を確認している。兄弟は本格的生産のためにKickstarterに登録してクラウドファンディングを始めたところだ。
目標額は5万ドルで、7月には出荷できるという。アーリーバード割引の価格は85ドル、1回の充電で20時間もつ。ドライバーからら自転車は見えにくい。特に夕暮れや夜、前方を走っている自転車が減速しているのに気づくのは困難だ。小さなデバイスだが、スマートなサイクリストの必需品だろう。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)