「Readyfor」で「小児医療」プロジェクトのクラウドファンディングが始動

READYFORは、同社が運営しているクラウドファンディングサービス「Readyfor」で、名古屋大学医学部附属病院が立ち上げたクラウドファンディングプロジェクトの支援者募集を開始した。プロジェクト名は「小さな身体で闘う命。新生児・小児医療、最前線の現場に光を」。

名古屋大学医学部附属病院は、2013年に国が国内15拠点を指定した「小児がん拠点病院」の1つ。小児科や小児外科をはじめとする35の診療科と、総合周産期母子医療センターや小児がん治療センターなど28の診療施設が連携して治療にあたっている。しかし、国からの補助金や公的研究費用の削減で資金不足が問題なっているそうだ。

Readyforで過去に7つの医療機関のプロジェクトで総額1000万円の支援を取り付けた実績があるほか、名古屋大学とは2018年3月から業務提携をしていることから、今回のプロジェクトの実施に至った。

実行者は、名古屋大学医学部附属病院で病院長を務める石黒直樹氏、目標金額は2500万円、支援募集期間は5月31日23時までとなっている。支援者から募った資金は、新生児や小児用の搬送用ドクターカー購入の費用、小児用医療器具の購入の費用、CT・MRI室の子ども向け装飾の費用にあてられる。

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TechCrunch Japan

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