インドでスーパーアプリになりたいという思いが募るAmazonが、ユーザーのこのショッピングサービスでの滞在時間がなるべく長くなるために、特集記事という新しいサービスをテストしている。
この米国のeコマース巨人は秘かに、そのショッピングアプリの上に「Featured Articles」(特集記事)という機能をローンチし、政治や行政、エンターテインメントやスポーツ、ビジネス、金融、書籍、食べ物など多様な話題の記事や解説と分析など載せたWebサイトもインドで開いた。記事は地元のメディアや雑誌から取られている。
同社がWebサイトで言っているところによると、一部には「Amazon独占」の記事もある。一部のKindleユーザーには通知を送って、エンゲージメントを誘っている。
画像クレジット: Himanshu Gupta
Himanshu Guptaが教えてくれたこの新機能は、同じくインドで、ショッピングアプリの中で無料のビデオストリーミングサービスを始めてから数日後のことだ。
この新機能の存在を認めたAmazonの広報によると、「顧客のための新しいエンゲージ機能の作成は今後も続ける。その取り組みの一環として今回は、事件や本、ビジネス、エンターテインメント、スポーツ、ライフサイクルなどの話題を扱った記事を読者に提供する」そうだ。
Amazonがインドで、ショッピングサービスに読み物を統合する試みは、今回が初めてではない。2018年には、Amazon Indiaはガジェットのレビューやランキング記事などを地元メディアから拾って載せ始めた。
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(文:Manish Singh、翻訳:Hiroshi Iwatani)
画像クレジット: Avishek Das/SOPA Images/Getty Images
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