“インフルエンサー”よりも“生の声”、米プライベート・ソーシャルメディアRelolaがTC Tokyoに登壇!

RelolaのCEO、Heather Sittig氏

今年は11月15日(木)と11月16日(金)に渋谷ヒカリエで開催される日本最大級規模のスタートアップ・テクノロジーの祭典「TechCrunch Tokyo 2018」。開催までいよいよ約2週間と迫ってきたが、新たに登壇者が決定したので発表したい。2日目の16日にアメリカのスタートアップRelolaのCEO、Heather Sittig氏にご登壇いただくことが決定した。

2015年に設立されたRelolaはプライベート・ソーシャルメディア「Relola」を企業や団体向けに提供する。企業・団体がはマップ式のUIを採用したRelolaのプラットフォーム上で独自のチャンネルを用意し、ファンやサポーターに写真や動画などのコンテンツを投稿してもらう。投稿は地図上に配置され、ユーザー同士で投稿されたコンテンツを見たりして楽しむ。

FacebookやTwitter、LinkedInなどと連携が可能で、ユーザーが選んだ他のプラットフォームにも投稿が反映される。投稿に製品の販売ページをリンクすることも可能だ。Relola上では同じ製品のユーザー同士でのインタラクションが期待でき、FBなど他のSNSから見込み客を引っ張ってくることもできる。

Relolaは「Relola上にサポーターが1000人いるということは1000人のソーシャルメディア・マネージャーが“オーガニック・コンテンツ”を配信し続けているようなもの」と説明している。アメリカの特にミレニアル世代ではインフルエンサーを信用していない割合が多く、バイアスのかかっていないオーガニックな“生のコンテンツ”はエンゲージメントを稼げるので需要が高まっているのだとか。同社の説明によると、Relolaを導入することでサイトへのエンゲージメントは平均で130パーセントほどブーストするそうだ。

TechCrunch TokyoではSittig氏にRelolaの詳しい説明や開発にいたった背景について聞きたいと思う。導入事例やどのようなフィードバックが得られているのかなども非常に気になるところ。これまでに40ヵ国以上でおよそ5万ものRelolaマップが作られてきたという。日本参入が視野にあるかは不明だが、Sittig氏から当日、何らかのアナウンスメントがあることを期待したい。

TechCrunch TokyoにはSittig氏の他にもTwitterプロダクトリードのKayvon Beykpour氏、TOYOTA AI VenturesマネージングディレクターのJim Adler氏、メルカリ 取締役社長兼COOの小泉文明氏など国内外から多くの著名ゲストに登壇していただくことが決定している。現在もチケットを発売しているので、ぜひ参加を検討していただきたい。

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投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。