シード・アーリーステージのスタートアップを支援するHIRAC FUNDの1号ファンドが総額30.4億円でクローズ

シード・アーリーステージのスタートアップを支援するHIRAC FUNDの1号ファンドが総額30.4億円でクローズ

マネーフォワードのグループ会社マネーフォワードベンチャーパートナーズ(MFVP)は12月1日、シード・アーリーステージのスタートアップを支援するアントレプレナーファンド「HIRAC FUND」(ヒラクファンド)の1号ファンドの募集を総額30.4億円で完了したと発表した。

「HIRAC FUND」(ヒラクファンド)概要

  • 名称:HIRAC FUND1号投資事業有限責任組合
  • ファンド総額:30.4億円
  • 投資対象:国内外のシード・アーリーステージのITおよびテクノロジー企業全般
  • 無限責任組合員:マネーフォワードベンチャーパートナーズ(マネーフォワード100%子会社)

同ファンドは、主にテクノロジーによる社会課題解決を目指すシード・アーリーステージのスタートアップを対象としたアントレプレナーファンド。企業の急成長を牽引してきたスタートアップ起業家や経営陣など25名以上に加え、金融機関や事業会社、教育機関などがLP(リミテッドパートナー)として参画している。

同ファンドは、2020年7月の発表以降、WRAY、ワークサイド、TENTIAL、Go Visions、サロウィンへの出資を実行済み。今後も、創業間もないスタートアップ支援をさらに強化していくとしている。

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カテゴリー:VC / エンジェル
タグ:HIRAC FUNDVC / ベンチャーキャピタル(用語)マネーフォワード日本(国・地域)

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TechCrunch Japan

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