デートサイトTinderが新たな飼い主を求める保護犬たちの写真だらけに

人気爆発中の即決デート系モバイルアプリTinderにこのところ、たくさんの犬がいる。そう、本物の犬が。

ニューヨークのイースト・ヴィレッジの動物保護団体Social Teesが、クリエイティブ代理店BBHのインターン事業The Barnに乗っかって、この人気デートアプリに人間の男でも女でもなく、新たな飼い主が決まるのを待つ捨て犬たちの顔写真を載せ始めた。

‘愛を求める’子犬ちゃん

BBHのThe Barn事業は、その数々の、社会的意義のある事業によって、賞ももらっている。今回は、人間が愛を探すアプリをハイジャックして、犬たちが愛を探すのだ。

犬の写真の現れ方と見方は、Tinderの‘ふつうの’使い方の場合と同じだ。ただし年齢は‘詐称’されているから、たとえば右の写真のVilmaちゃんは“26歳の独身男性”で検索すると現れるが、実際にはまだ生後9週だ。

ASPCAによると、合衆国全体で約760万の動物たちが、Social Teesのようなアニマルシェルターに保護されている。Social TeesとBBHのThe Barnプログラムは、8月1日からTinderに犬たちの写真とプロフィールを載せ始め、同アプリの1000万のユーザに訴求している。

これら犬のデート写真については、すでにTwitter上のツイートも増えている。趣旨をよく理解しているツイートが多い中で、ごくわずかに、Tinderに犬がいることに少々アタマにきたような人もわずかにいる:

この企画では、24時間足らずで1500を超える“お見合い”が行われ、BBHのMario Garzaによると、すでに新居の決まった犬もいる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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