ハンバーガーのパテをひっくり返すロボットで有名なMiso Roboticsが自動飲料マシンを発表

ハンバーガーのパテをひっくり返すロボットの次は何だろう?そのロボットを作っているMiso Roboticsの答えはシンプル。飲み物だ。同社は引き続きファストフード業界をターゲットとして、飲料を自動で注ぐロボットの提供を予定している。

新しいシステムは飲料ディスペンサーメーカーのLancerとの協業の一環として作られているもので、標準的なファストフードの飲料マシンをこれまでより自動化する。POSシステムが直接統合され、POSシステムからの指示で飲料を注ぎ、封をして、提供する。さらに、大規模な販売システムとも統合して対面の顧客や配送ドライバーの注文を正しく受けられる。

画像クレジット:Miso Robotics

基本的には、どこのファストフード店にも映画館にもある飲料マシンを大幅に賢くしたものだ。この1年半、人手不足やコロナ禍で多くのスタッフを勤務させられないといった事情があり、このカテゴリーに対する関心は高まる一方だとMiso Roboticsは述べている。

この米国時間6月22日の発表に関するプレスリリースで、Misoの最高戦略責任者であるJake Brewer(ジェイク・ブルーワー)氏は「Lancerには卓越した品質の伝統があり、飲料のイノベーションと未来のデザインに関する我々のビジョンを共有しています。注文に応じることは顧客満足における重要な要素であり、配送ドライバーやお客様が来店したときに飲料に手が回らないような運営をするわけにはいきません。我々は業務用キッチンで働く人々に役立つだけでなく、一流のカスタマーエクスペリエンスを提供して業界全体にとってのゲームチェンジャーになる製品を開発することにたいへん強い意欲を持っています」と述べている。

画像クレジット:Miso Robotics

鉄は熱いうちに打てということで、同社は最近完了した2500万ドル(約27億6500万円)のシリーズCに続いてシリーズDを計画していることも明らかにした。

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カテゴリー:ロボティクス
タグ:Miso Roboticsファストフード

画像クレジット:Miso Robotics

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(文:Brian Heater、翻訳:Kaori Koyama)

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TechCrunch Japan

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