Dropboxのユーザ数が2億7500万に達し、昨年11月の2億からの急速な増加を見た、というニュースは、SaaSのスタートアップがあちこちで古い世界を破壊しつつあることの、さらなる証拠だ。同じく、PowerPointのような古いプレゼンテーションソフトウェアも、クラウド上のプラットホームに徐々に侵食されている。今日(米国時間4/9)はその一つ、Preziが、ユーザ数が4000万に達したと発表した。
昨年10月の発表では 3000万だったから、半年足らずで1000万も稼いだことになるが、立ち上げ当初の2009年には、わずか20万だった。
2007年に創業されたEvernoteは5歳でユーザ数6500万に達したが、でもそれはほとんど合衆国だ。同社の国際展開はずっと遅く、2013年にやっとドイツ進出を果たしたばかりだ。
Preziは今年で5歳だが、すでにスペインや韓国、日本、ポルトガル、フランス、ドイツで使われている。だから今後は、さらに伸びるだろう。過去半年間、毎日の新規登録ユーザ数は約55000だった、と同社は公言している。
今後のPreziに関しては、その一種独特なユーザ体験(UX)で本当にPowerPointを追い越せるのか、それとも、やがて成長は停滞してユーザ数が横ばいになるのか、そのあたりが見どころだ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))