今朝(米国時間6/9)Lenovoが、Googleの新しいコンピューターヴィジョンの取り組みであるProject Tango(今では”Tango”のみ)を実装した世界初のスマートフォンを披露した。
どこが新しいのか? なにしろ、すごーい拡張現実(Augmented Reality, AR) の能力を持ち、しかもそれをすべて、電話機本体の、自分の回りを認識する能力だけで実現している。ビデオゲームがあなたのリビングルームで(ARの)生き物になり、家具にぶつかってはねたり、ソファーの後ろに隠れたりする。
このデバイスの上でデモをいくつか見た。どれも十分にクールだ。でもTangoはまだ始まったばかり。不具合があり、Lenovoのキーノートの間(かん)にも、デモは何度かクラッシュした。しかしTangoは、少なくともその複雑な、ハードウェア駆動の拡張現実というコンセプトは、今後も長寿だろうと思われる。