Marvel Cinematic Universe(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新作ドラマは、Disney+(ディズニープラス)で11月に配信開始となるが、その公開時期に相応しく、この「Hawkeye(ホークアイ)」は祝祭的な雰囲気に包まれた設定となっている。ホークアイことClint Barton(クリント・バートン)は、家族と一緒にクリスマスを過ごしたいと望んでいるが、彼の敵には別の計画がある。
このシリーズでは、再びJeremy Renner(ジェレミー・レナー)がホークアイを演じる。今回、彼は新しいパートナーと組むことになる。Hailee Steinfeld(ヘイリー・スタインフェルド)演じる自称「世界一の射手」Kate Bishop(ケイト・ビショップ)だ。「ホークアイ」は2人の弓使いの関係を中心に描かれるようで、コミックのキャラクターと同様に、クリントはケイトにホークアイの後継者となるための訓練を行う。今回公開された予告編には、その継承のヒントが窺える。この映像では2人が初めて出会い、協力して敵と戦う中で絆を深めていく様子が描かれている。
この中には、Captain America(キャプテン・アメリカ)ことSteve Rogers(スティーブ・ロジャース)を題材にしたブロードウェイミュージカルが上演されていたり、ホークアイが「Avengers:Endgame(アベンジャーズ/エンドゲーム)」で戦った「仮面の自警団」への敬意を示すなど、MCUの他の部分を想起させる箇所もいくつかある。この予告編で見られないのは、2021年夏公開の「Black Widow(ブラック・ウィドウ)」で暗殺者Yelena Belova(エレーナ・ベロワ)役としてMCUに登場したFlorence Pugh(フローレンス・ピュー)の姿だ。彼女は2020年12月に「ホークアイ」への出演が発表されている。
いずれにしても、エレーナ、クリント、ケイトが遭遇するときに何が起こるのか、あまり長く待たされずに明らかになるだろう。全8話の「ホークアイ」の第1シーズンは、日本時間11月24日17時より、Disney+で配信開始となる。
編集部注:本稿の初出はEngadget。執筆者Kris Holtは、Engadgetの寄稿ライター。
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画像クレジット:Disney
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(文:Kris Holt、翻訳:Hirokazu Kusakabe)