任天堂とイルミネーションは、『スーパーマリオ』を扱ったアニメ映画の企画開発を開始したと発表しました。
イルミネーションは、米国に拠点を置く映画制作会社。ユニバーサルスタジオの子会社であり、主に3DCGアニメを制作しています。代表作は『怪盗グルーの月泥棒』や『ミニオンズ』など。イルミネーションがスーパーマリオのアニメ映画を制作することは以前より噂されており、それが現実となった形です。
今回の企画開発にあたり、プロデューサーは任天堂代表取締役フェローで「スーパーマリオ」シリーズの産みの親でもある宮本茂氏、および、イルミネーション創業者で代表のChris Meledandri氏が共同担当。両者は次のような声明を出しています。
「任天堂はこのプロジェクトを通じて、ゲーム以外の形においても任天堂IP(知的財産)を積極的に活用し、世界中で一人でも多くの皆様を笑顔にするための努力を続けてまいります」(任天堂 宮本茂氏)
「イルミネーションはこのプロジェクトを通じて、世界中の全年齢のお客様に、スーパーマリオという世界で最も有名なフランチャイズの愛されるキャラクターとストーリーに繋がっていただき、全てのプロパティに喜びと発見を注入するという会社の命題の達成に取り組み続けます」(イルミネーション Chris Meledandri氏 )
また任天堂によると、スーパーマリオの映画化は「任天堂IPを積極的に活用するための新しい取り組み」であるとのこと。映画の公開時期や具体的な情報については「皆様にお楽しみいただける映像がご用意できた段階で、改めてお伝えしたいと思います」とコメントしています。
スーパーマリオがハリウッド映画化?「ミニオン」のスタジオと協議中、宮本茂氏も制作に関与との報 (2017年11月)
Engadget 日本版からの転載。