Holmesは6月30日、Okta Japanが手がけるアイデンティティ管理・認証基盤プラットフォーム「Okta Identity Cloud」のアプリテンプレート群「Okta Integration Network」(OIN)において、契約マネジメントシステム「ホームズクラウド」が登録され、Okta Identity Cloudと連携したと発表した。
ホームズクラウド導入企業のIT管理者は、Okta Identity Cloudを利用することで、ホームズクラウドとのSAML認証方式を利用したシングルサインオン(SSO)の設定作業を数クリックで実施できるようになった。アプリをSSOに追加する作業時間のスピードと効率性の向上に加えて、利用者への迅速なアプリ展開と安全なアクセスの提供が可能となる。
ホームズクラウドは、契約書作成・レビュー・承認・締結・更新・管理といった契約にまつわる業務を集約し、契約業務の効率化を実現できるクラウド型の契約マネジメントシステム。また、Okta Identity Cloudは、クラウドあるいはオンプレミスを問わず、すべての人のアイデンティティとアクセスを安全に管理することを目指している。
Holmesは今回の連携に関して、今後も継続的にセキュリティ対策を実施し、法務領域のDXを推進すると述べている。
関連記事
・アイデンティティ管理のOktaに特権アクセス管理とアイデンティティガバナンスのレポート機能が追加
・クラウドアイデンティティ管理のOktaが同業のスタートアップAuth0を約7000億円で買収
・リーガルテックのHolmesとクラウドサインが提携、シームレスな契約締結が可能になる
・企業全体で契約ノウハウを蓄積・共有・活用する「Holmes Knowledge Cloud」がリリース
・事業は全てが契約、契約をプロジェクト単位で管理し最適化する「Holmes Project Cloud」