66の国・地域から200チーム以上が参加、小中高生の国際ロボットコンテスト「WRO 2021国際大会」で日本の4チームが入賞

66の国・地域から200チーム以上が参加、小中高生の国際ロボットコンテスト「WRO 2021国際大会」で日本の4チームが入賞小中高校生のための世界最大規模のロボットコンテスト「WRO」(ワールド・ロボット・オリンピアード)に日本から7チームが出場し、4チームが入賞を果たした。シンガポール・サイエンスセンターの提案で2004年から始まったこのロボット競技会には、7万5000人以上の参加者があるという。今回の「WRO 2021国際大会」は、66の国・地域から200チーム以上が参加した。

日本では、2008年にNPO法人となったWRO Japanが、科学技術振興財団と協力して子どもたちの科学技術への興味と意欲の向上や、ものづくり人材育成を目的とした活動を行っている。

WRO 2021国際大会は、11月18日から21日の4日間、コロナ禍の影響でオンラインで開催された。入賞したチームは以下のとおり。

レギュラーカテゴリー

レギュラーカテゴリーは、自律型ロボットをチームで製作し、それを使って競技を行うというもの。SSS(名古屋市立猪高中学校、名古屋市立香流中学校、名古屋市立守山北中学校)がジュニア部門5位、YTHS 60 tomes(愛媛県立八幡浜工業高等学校)はシニア部門5位を獲得した。

ジュニア部門5位入賞:SSS(名古屋市立猪高中学校、名古屋市立香流中学校、名古屋市立守山北中学校)

SSS(名古屋市立猪高中学校、名古屋市立香流中学校、名古屋市立守山北中学校)

シニア部門5位入賞:YTHS 60 tomes(愛媛県立八幡浜工業高等学校)

YTHS 60 tomes(愛媛県立八幡浜工業高等学校)

オープンカテゴリー

オープンカテゴリーは、テーマに従ったロボットを製作し発表するというもの。Y&E(札幌市立西野第二小学校、札幌市立平岡公園小学校)がエレメンタリー部門4位入賞、Deer Japan -Memories-(奈良教育大学附属中学校)エレメンタリー部門4位入賞となっている。
エレメンタリー部門4位入賞:Y&E(札幌市立西野第二小学校、札幌市立平岡公園小学校)

Y&E(札幌市立西野第二小学校、札幌市立平岡公園小学校)

ジュニア部門6位入賞:Deer Japan -Memories-(奈良教育大学附属中学校)

Deer Japan -Memories-(奈良教育大学附属中学校)

またDeer Japan -Memories-は、大会プレミアムスポンサーであるレゴデュケーションから、Creativity Awardも受賞した。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。