[筆者: Michael Seo]
Acerが今日(米国時間5/3)発表したAspire R7は、前からStar Trekのコマーシャルで予告されていたように、一体型デスクトップ+ラップトップ+タブレットという、不思議なハイブリッド機だ。
Windows 8が出たときには多くの人が、タッチスクリーンのあるコンバーチブル機、というおかしなものがきっと出るだろう、と予感した。でもこのAspire R7は、まったく新種の奇人変人だ。Aspire R7を初めて見たときの第一印象としては、Acerはラップトップの正しい作り方を忘れたんじゃないか、と思った。トラックパッドがキーボードの裏にあるから戸惑うが、要するにAcerはユーザに、トラックパッドをいっさい使ってほしくないのだ。
Aspire R7のタッチスクリーン(15.6インチ)はイーゼルタイプのヒンジ(画像)に乗っているので、角度の自由度がものすごく大きい。たとえば完全にフラットに置くと、ちょっと大きめのタブレットに変身する。キーボードの上に立てるとトラックパッドが完全に隠れる。なぜトラックパッドを、こんなところに置いたのだろう?
Aspire R7の、作りはとてもしっかりしている。素材はアルミのようだが、伸縮部分は皆無なので小さくはできない。だから、とにかくでかい。重い。持ち運びしたくない。でも、これまでにAcerが作ったハードウェアとしては上出来の方だろう。ただし、こんなおかしなものを、一体誰が使うのか?
主な仕様は:
- プロセッサ: Intel Core i5 1.8GHz, Turbo Boostで2.7GHz
- DDR3 RAM 6GB
- 500GB SATA HD + 24GB SSD
- Intel HD Graphics 4000
- HD Webカメラ, マイク2
- USB 3 × 2, USB 2 × 1
- 重さ5.3ポンド, 厚さ1.1インチ
なおAcerは、Aspire P3も発表した。こちらはultrabookタイプのコンバーチブルで、ディスプレイは取り外し可。また、7.9インチのAndroidタブレットIconia A1も発表したが、しかし今回の主役はあくまでもAspire R7だ。5月17日よりBest Buy限定発売、Best Buyのオンラインストアで今から予約すると、999ドルだ。
(LaptopMemoのStefan、カメラを貸してくれてありがとう! おかげでこんなにたくさん写真が撮れたよ。)
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))