ようやく、Allbirdsの日本上陸のニュースを公開できることになった。11月に開催されたTechCrunch Tokyoに同社のPresident of InternationalのErick Haskell(エリック・ハスケル)氏が登壇した際は、日本への展開について具体的に触れられることはなかったが、12月10にAllbirds合同会社がプレスリリースを配信し、情報公開が解禁となったのだ。
日本未上陸のブランドとして注目を集めていた同社。海外通販などにすでに手に入れていたという人も多いだろう。Allbirdsは、米国シリコンバレー発のスタートアップ企業で、元サッカーニュージーランド代表のティム・ブラウン氏とバイオテクノロジーの専門家であるジョーイ・ズウィリンガー氏が2016年が設立した。
同社が最初に発売したスニーカーである、素材にブラウン氏の母国であるニュージューランド産のメリノウールを使った「Wool Runners」(ウールランナー)が、シンプルなデザインと快適な履き心地、さらに環境に配慮したサステイナブルなモノづくりがで一躍注目の的となった。同社はこれまで、米国、ニュージーランド、中国や英国などに店舗を構えていたが、長らくウワサされていた日本の出店がようやく実現したことになる。
気になる日本上陸の場所は、東京・原宿。JR原宿駅竹下口より徒歩1分の好立地に、2020年1月10日にコンセプトストアをオープンする。店内には、素材にメリノウール、ユーカリ繊維を採用したAllbirdsの全アイテムがシリーズごとに並ぶ予定だ。具体的には、ユーカリ繊維を使ったメッシュ構造の「Tree」(ツリー)シリーズや、サトウキビ由来でカーボン不使用のGreen EVA素材を靴底に採用した「Wool Runner-up」(ウールランナーアップ)など全5シリーズを購入できるようになる。あと1カ月後、原宿の街が熱狂に包まれ、長蛇の列が現れるのは確実だろう。
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