飛行機のカスタムペインティングは、多くの航空会社が行なっている。しかしもっとも本気なのはどこかといえば、それは日本のANAであると考える人も多いのではなかろうか。最近はスターウォーズ・シリーズを展開している。シリーズ最新モデルは、金色に輝くドロイドであるC-3POだ。機体はもちろん、内装や小物もC-3PO風になっている。
この、ANAによるスターウォーズ・シリーズでは、これまでにR2-D2モデルやBB-8モデルが公開されている。それらについては、本体の形と機体の形に類似性もあったことで比較的かんたんに機体をデザインできたが、人間型ロボットであるC-3POについては苦労も多かったはずだ。C-3POの特徴のひとつであるワイヤ配線や円盤パーツを表現したモデルとなっている。ドロイドとしての特徴を、巨大ジェット機上になかなか上手に表現しているように思える。
飛行機の内部に入れば、座席のヘッドカバーや、紙コップなどもC-3POモデルとなっている。もちろん搭乗券も特別版となっている。さらにはアンソニー・ダニエルズがキャプテンとして搭乗し、CAにはR2-D2も控えている。
もちろん最後の2つは冗談だ。しかしアンソニー・ダニエルズはお披露目に臨席し、飛行機内部にサインも残した。すっかりドロイド化したかと思われたアンソニー・ダニエルズだが、サインは人間らしいものとなっている。
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(翻訳:Maeda, H)