Tesla、2015年Q1も損失 。しかしウォール街の予測を上回る

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ウォール街はこの四半期のTeslaに大きな期待をかけていなかったが、会社は少しばかり予想以上の結果を出した。

Teslaは1株当たり50セントの損を出すと予想されていたが、損失は36セントだった。もちろん損には違いない ― しかし予想越えのニュースはTesla株を本稿公開時点で約4%押し上げた。

投資家向け会見はまだ行わわれておらず、そこでは文章に書かれていない詳細が語られることが多いため、このニュースはまだ続く。

Q1決算報告から捨った情報を以下に列挙する。

  • 同社は今期1万045台のModel Sを販売した。数週間前に公表した予測の1万030台をギリギリ上回った。
  • 今年全体では5万5000台の販売を予定している。2014年は約3万3000台だった。
  • 四半期売上の予測は約10.4億ドルだったが、実際には11億ドルだった。
  • 具体的な数字は公表されていないが、Model S 85Dの生産台数を増やしている。
  • Model X(Teslaが開発中の電動SUV)は、出荷候補プロトタイプ段階まで来ている ― これは今後何か問題が見つからない限り大きな変更はないことを意味している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

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