Tinder、年齢差別集団訴訟で和解に合意

Tinderは総額2300万ドルの年齢差別集団訴訟で和解に合意したことを最近発表した。本訴訟は昨年4月にカリフォルニア州で起こされたもので、Tinderが30歳以上のメンバーに2倍の利用料金を請求していたことを訴えていた。

原告団は2015年3月2日から予備承認日時までの間にTinder PlusまたはTinder Goldを契約した当時29歳以上の人全員からなる、と本集団訴訟の和解事前承認申立て許可命令の提案書に書かれている。

「本和解において、被告側は普遍的参加(集団全員が自動的に利益を受ける)を含む多面的な和解構成に合意した」と合意書に書かれている。「正当な申し出を有効期間内に提出した原告には、現金または現金相当の追加支払い、および被告側の差別が疑われる行為を実質的に中止することに合意する」

約23万人のメンバーを代表する本訴訟によって、原告は一人当たり現金25ドル、または25個のSuper Like、またはTinder PlusもしくはTinder Goldの購読1ヶ月分を受け取ることができる。和解の一環としてTinderは、原告団全メンバーに対して総額1150万ドル、および申立てを提出した原告メンバーに対して総額575万ドルの現金または現金相当物(Super Likeなど)を配布しなければならない。

さらにTinderは、(カリフォルニア州内のメンバーに対してのみ)年齢に応じて異なる料金を課金することを中止することにも合意した。合意書によるとこれには575万ドル以上の価値がある。これで全体では2300万ドルの和解となった。

現在Tinderに問い合わせ中なので情報が入り次第本稿を更新する予定。合意書は以下で読むことができる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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