VRにも対応、AppleがiMacシリーズをリニューアル

AppleはiMacシリーズをリニューアルした。外観デザインは以前と変わらないが、プロが使っている他のコンピューターと遜色ないよう、中身を改良するのにAppleは多くの努力を費やした。

これらのMacは、コンシューマーでも開発者でもVRアプリの利用や開発ができる十分なスペックを備えている。

すべてのモデに新しいGPUが搭載された。基本モデルとなる21.5インチのiMacはIntel Iris Plus Graphics 640とともに64MB eDRAMを搭載。iMac Retina 4K 21.5インチモデルにはRadeon Pro 555か560を搭載。強力な 5K 27インチモデルはRadeon Pro 570、575、580と8GM VRAMを搭載している。

つまり、5Kモデルは最大5.5テラフロップまで対応でき、他のVR用のパソコンと匹敵するスペックを持つ。

グラフィックス以外の面では、画面が新しくなった。前世代の画面より43%明るくなっている。

21.5インチモデルは32GM RAM、27インチモデルは64GMのRAMを搭載する。

すべての27インチモデルにFusion Driveが搭載されていて、すべてのラインアップには第7世代 Intel Core 「Kaby Lake」チップが入っている。

リニューアルしたiMacは、特に強力なマシンを求めている開発者に訴求するものだ。以前、OculusはMacに対応していないのはVRを動かす力が足りないからと言った。このiMacなら、そうした心配はない。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website

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TechCrunch Japan

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