YahooのCEOで元Googleの役員Marissa Mayerが双子を妊娠しているが、妊娠と出産の期間中、長期の休暇を取るつもりはない。
今やYahooがオーナーであるブログTumblrの個人的なポストでMayerは、以前男の子が生まれたときと同じく、“短期間”仕事を離れる、と言っている。YahooのCEOになったばかりの2012年には、長男の出産で2週間休んだだけだが、多くの人が短すぎると批判した。今回について彼女は、日数を特定していない:
私の妊娠は健康的で合併症などもなく、また今はYahooの変身過程における特別な時期なので、3年前の息子のときと同様に妊娠と出産に対処し、限られた時間のあいだのみ、仕事から離れたい。このニュースと私の計画をYahooの取締役会と私の側近の役員たちと共有したが、彼らがとても協力的なので嬉しかった。
彼女は“ハードワークと考えぬかれた業務優先順位”により、Yahooの“ルネッサンス”を今後も推進し、同時に家族の新しいメンバーを迎えるつもりだ。同家の月間アクティブチルドレン数は、これで3名となる。
本誌TechCrunchはゴシップ誌TMZではないからセレブのニュースは扱わないが、でもMayerはメジャーなテクノロジ企業を統治しているし、テク業界で働く著名な女性だ。本誌などがとくに取り上げる価値がある、と思われるのは、彼女における、仕事と家族生活とのバランスだ。双子を身ごもり、そして育児することと、その間同時に有名テク企業で責任重大なCEOの役を務めること(そしてもう一人の子どもも育てること)は、たしかに相当な仕事量だ。
MayerがYahooを引き受けたのが2012年で、この間、Tumblrを11億ドルで買収、Alibabaへの投資に対する戦略的な決断、そして大小新旧さまざまな買収、などを通じて、新生Yahooを支える新しい技術者チームとエンジニアリングチームを作り上げてきた。