これは、みんなが思っているドローン配達とは少し違う

ホリデーシーズンを目前に控え、サンフランシスコのスタートアップ、Doormanがマスコミで多くの注目を集めている。宅配業者の都合のよい時ではなく、あなたが家に居る時に荷物を届けることによって、Doormanはドアの外に置かれたあなたの大切なプレゼントが盗まれる心配を減らそうとしている。

実は、Doormanに関するABCニュースで私のインタビューが使われた ― とりたててこの業界に詳しいからではなく、〈私が〉カメラの前でだらだら話したがったからだが。しかし、番組は彼らの新サービス、Doorman Bladeについてあまり言及できていなかった。

以前本誌は、AmazonやGoogleがいくら喧伝しようとも、都市部でのドローン配達サービスが現実になる日は当分来ないだろうと書いた。上のビデオの通り、Doormanはそんなビッグプレーヤーたちを出し抜いた ― 最新技術を使ってではなく、ただ配達員の頭にプロペラを付け、それをドローンと呼ぶことによって。

ばかばかしいスタンドプレーだと思うかもしれないが、それは、たぶん実に正しい。しかし、サンクスギビングということで、私は本当のニュースを伝えるより、笑わせることを選んだ。

少し真面目な話をすると、現在Doormanはサンフランシスコでのみ利用できる(似たサービスのParcelがニューヨークでスタートした)。そうそう、Doormanチームは、来週Androidアプリが公開されること、即時配達や返品サービス等の機能を追加する予定であることを、みんなに伝えて欲しいと言っていた。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


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TechCrunch Japan

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