スタートアップが手がける紛失防止IoTタグ「MAMORIO​」、小型で高性能の上級モデルが登場

紛失防止IoTタグ「MAMORIO(マモリオ)」を提供するMAMORIOは12月1日、新製品となる上級モデル「MAMORIO S」を発表した。本日から公式サイトや各種ECサイトにて予約受付を開始し、12月7日より一般販売も始める予定だ。

MAMORIOはBluetoothを活用した小さなタグとスマートフォンを連携することで、大切なものの紛失を防ぐサービス。スマホとタグを付けた貴重品との距離が離れた際に、場所と時間をアプリに通知する。加えて手元から離れたMAMORIOと他のユーザーがすれちがった時にその場所を通知する機能や、駅や街に設置されているMAMORIO SpotにMAMORIOが届くと通知する機能も備える。

今回発表されたMAMORIO Sでは従来モデルの機能を継承しながら、さらなる小型化と高性能化を実現した。重さを3.0gから2.4gへ、厚みを3.4mmから2.8mmへと約20%の小型化を行い、よりつけやすいサイズになっている。

性能面では紛失時に発見率の指標となるアドバタイズインターバル(電波の発信間隔)が2.53倍向上。従来モデルでは最大30mだった有効距離も約2倍の最大60m程度まで拡大するなど性能があがった。本体の電池寿命は約1年間で価格が税抜きで3980円。カラーはビジネスシーンでも使いやすい表裏ブラック1色だ。

MAMORIOはスタートアップのプロダクトのみを取り扱う特設ストア「Amazon Launchpad」に、日本版ローンチ時の2017年1月から掲載。本日発表されたAmazonランキング大賞2017Amazon Launchpadストア部門では年間1位に輝いている。

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TechCrunch Japan

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