これは、部屋全体を使って4人でプレイするリアルPongだ

Pongが登場してから45年(!)以上が過ぎた。今のところこれをプレイして大きくなった人を見つけるのは難しくないだろう。

だが、こんなかたちでプレイしたことはおそらくないはずだ。

カナダのマルチメディアスタジオ、Moment Factoryは、Pongを部屋全体を使った巨大な体験へと変えてひとひねりを加えた。それぞれのパドルは人間ふたりが協力してコントロールする。

ゲームはみなさんご存じのPongと同じように始まり、ボールは12 x 18メートルのプレイ空間を動き回る。しかし、ボールを打ち合っていくうちに難題がふりかかる。ボールはスピードアップし、2つに分かれ、ボールのサイズが拡大/縮小する。

画面は天井から床面に映写され、LIDARセンサー(自動運転車の屋根にくくり付けられている大きな回転する筒のようなもの)がプレーヤーの位置を検出する。

ではどこへ行けばプレイできるのか? 残念ながら、おそらく、…今はどこへ行っても無理だ。Moment Factoryは、モントリオールで行われたビデオマッピング会議でこれを公開デモしたが、どうやらまた実験室に戻るらしい。なお、同社は現在ほかのアーケード型の体験を開発中であることを予告していた。

[via Engadget]

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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