OCR、自然言語処理、データ予測などAIプロダクトを複数提供するCogent Labsが資金調達

手書き文字をデータ化するOCRプロダクトの「Tegaki」などを提供するCogent Labsは1月30日、SBIインベストメント、京都電子計算、TIS、野村ホールディングス、みずほ銀行、三井住友信託銀行、および個人投資家から資金調達を実施したと発表した。金額は非公開。

Cogent Labsが手がけるサービスは3つある。金融機関や自治体向けに導入が進む手書き文字の読み取りサービス「Tegaki」、ニュース分析などに利用する自然言語文章の分析エンジン「Kaidoku」、金融業界などで利用できる時系列データ予測エンジンの「TSF」などを展開している。

このようにAI関連技術を応用して複数のプロダクトをCogent Labsは国内外から優れたAI人材を採用し、技術の研究開発にも積極的だ。世界20カ国からAI人材を採用し、従業員は現在66名となっている。また、2018年10月にはイギリスのUniversity College Londonとのパートナーシップを発表。人間の脳と同じ仕組みでAIが思考する「モジュラーAI」という次世代AI技術を共同で研究していくという。

同社は今回調達した資金を利用して、既存サービスの強化、および上記のようなAI技術を応用した新規サービスの開発を進めるという。

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TechCrunch Japan

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