米国時間4月24日、Googleは2014年からリリースされているフィットネストラッキングアプリ「Google Fit」が、iOSプラットフォームへと進出したと発表した。
かなりの時間をおいてのiOSへの移植となったGoogle Fit。これまで同アプリのデータをiPhoneで取得するには、Wear OSアプリの特別なセクションを利用する必要があった。またWear OSデバイスなしには、このセクションは利用できなかったのだ。
もしAndroid版のGoogle Fitを利用したことがあれば、iOS版もかなり類似していることに気づくだろう。アプリではMove Minutes(通常の運動)とHeart Point(ハードな運動)がフォーカスされており、また運動に応じた異なるアクティビティをピックアップすることもできる。さらに、アプリはSleep CycleやNike Run Club、HeadspaceなどのApple Healthと連係したアプリと同期させることもできる。
Gooleのスポークスマンによれば、実際のところすべての運動のデータはApple(アップル)の「ヘルスケア」アプリか、Wear OS搭載スマートウォッチから取得されるそうだ。
Apple Health自体で運動のデータは取得できるので、どれだけのiOSユーザーがGoogle Fitに乗り換えるのかは不明だ。それでも、Googleの競合プラットフォームにもサービスを展開する方針には好感が持てる。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)