棒や巨大な蜘蛛が登場する「Pokemon GO」ともいえる「ハリー・ポッター:魔法同盟」(Harry Potter:Wizards Unite)は先週にローンチされたが、サービス対象地域は米国、英国、オーストラリア、そしてニュージーランドだけだった。
これはなぜだろう。例えば、国ごとにサービスを展開することで、Niantic(ナイアンティック)はサーバーの安定性を確保することができる。ローンチ展開に時間をかけることで、世界中からTwitter上で苦情を受ける前に、どこがサーバー展開の問題であることを(願わくば)知ることができるのだ。
ナイアンティックはPokemon GOで同様の展開戦略を用いたが、それでも現在まで、サーバーの稼働に問題がある。このゲームの爆発的な人気は、まだ検証されていない初期ネットワークアーキテクチャに直撃し、数週間にわたってサービスが停止した。数週間後にPokemon GOはサービス提供国を拡大したが、それでも多くの国では数ヶ月にわたってサービスが展開されなかった。
幸いなことに、ハリー・ポッター:魔法同盟の展開はもうすこし早くなりそうだ。ローンチから2日後となる米国時間6月22日、同ゲームは以下の25カ国にて新たに展開される。
- オーストリア
- ベルギー
- ブルネイ
- カナダ
- デンマーク
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- アイスランド
- インド
- インドネシア
- アイルランド
- イタリア
- ルクセンブルク
- マレーシア
- メキシコ
- オランダ
- ノルウェー
- パプアニューギニア
- フィリピン
- ポルトガル
- シンガポール
- スペイン
- スウェーデン
- スイス
TechCrunchがナイアンテックでCEOを務めるJohn Hanke(ジョン・ハンケ)氏に、このゲームのローンチについてインタビューした記事はこちらの記事(一部有料)から。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)