6月にレビューしたとき、Lenovo Smart Clockを気に入った。これは、ベッドの横で使用するという非常に限定された目的のために開発された、ミニマリストなスマートディスプレイだ。機能は合理化されており、なんでも詰め込むのではなく、限定されたいくつかのアシスタント機能とカスタマイズされたアラーム機能が利用できる。
米国時間8月22日、Google(グーグル)はいくつかの新機能を発表し、ベッドサイドの製品という性質を保ちながら同時に機能を追加した。Google Photosの追加により、アプリによってアイドル状態でも小さなスクリーンをデジタルフォトフレームとして使えるようになる。
Googleはまた、スマートカメラから動画を閲覧する機能により、スマートディスプレイの優れた機能を小型ディスプレイに持ち込んだ。これは、ベッド脇で使う機能ではない。興味深いことに、製品は明らかに動画を再生できるのに、GoogleはYouTubeを導入していない。これは「気が散らないようにするため」だと説明されている。
それはそれでいいのだが、YouTubeは常にGoogleのスマートディスプレイにおける最大の武器だ。同社はEchoデバイス上のYouTubeへのアクセスをブロックすることで、Amazon(アマゾン)の邪魔をした。ただし、ユーザーからのフィードバック次第で、この機能は復活するかもしれないとGoogleは伝えている。
新たに追加されたContinued Conversationは、AI(人工知能)により「自然な会話」を作り出すために、AIアシスタントを長時間アクティブにしておく機能だ。これはユーザーがAIアシスタントと会話するために、ウェイクワードを使わないければいけない回数を減らすことを目的としている。
これらの機能は今週からロールアウトが開始される。また、Lenovo Smart Clockはインドといった複数ヶ国でも販売が開始される予定だ。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)