EFFと支持者たちに不快感を与えたT-MobileのCEOが謝罪、正規に会談しよう、と

T-Mobile CEO John Legere introduces JUMP!, the company's new revolutionary device upgrade program during T-Mobile's Un-carrier event at Skyline Studios, Wednesday, July 10, 2013, in New York. Beginning Sunday, July 14, customers can choose to upgrade when they want, not when they are told. (John Minchillo / AP Images for T Mobile)

同社の”Binge On”が反ネット中立的だとEFFに非難されたT-MobileのCEO John Legere は、それに激しく反論したが、このところちょっと態度を軟化したようだ。彼は先週のTwitterのQ&Aで、“EFFって何者だよ?”、とまるで相手を馬鹿にしたような軽薄な質問をしたのだ。

EFFの支持者たちが、大勢(おおぜい)、その質問に答えた。

彼は今日(米国時間1/11)、謝罪文を発表したが、それでもBinge Onを擁護している:

ご覧のとおり私は、いつも口数の多い、口調の激しい、そしてときどき悪態をつくCEOだ。私は自分の発言をフィルタしないし、T-Mobileの誰もが私の発言をフィルタしない(それをトライする者すらいない)。そのため、私の言葉がときどきソーシャルメディアを‘炎上’させることがあるが、通常私は、そのことを謝罪しない。

しかし今回は、EFFとその支持者たちに不快感を与えたことを、謝罪したい。彼らのBinge Onの捉え方の一部は間違っていると思うが、だからといって彼らが消費者のために戦っていることを、私が知らないわけではない。われわれもまた、消費者の権利を保護し、消費者に価値を提供することが重要であることに合意する。われわれは共通の価値を共有し、消費者により多くの力を与えたいと考える。先週述べたように、EFFとは一度会談をもちたい。その会談に、われわれは積極的に臨みたい。残念ながら先週の私の激しい発言によって、Binge Onの真の価値が水面下に隠れてしまった。したがって、この書簡により、事態を再びクリアーにしたい。

Legereは間違った言葉で多くの人を怒らせたが、キャリアというビジネスは醜いビジネスなので、目立つためには曲芸も必要だ。彼はそれを試み、そして成功した。そして今度は、謝罪とともに、Binge Onが消費者の味方か否かを議論しようと言っている。審判を下すのは、あなただ。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。