モバイルショッピング領域のスタートアップDoteは、「Shopping Party」という新機能に加え、1200万ドルの資金調達を発表した。
創設者でCEOのLauren Farleighは、Doteの当初の目標は「『真にネイティブ』なモバイルエクスペリエンス」を生み出すことで、「さまざまな店舗で簡単に商品を回覧できるようにする」ことだったと振り返る。
だが、時間が経つにつれ、ソーシャルメディアで影響力のあるのインフルエンサーたちが、同アプリにとって大きな存在となってきた。そこで行き着いたのがShopping Partyだ。
この新機能のコアとなるのはインフルエンサーたちだ。インフルエンサーたちは、Dote上で、ライブ配信をしながら、さまざまな商品を閲覧したり、ファンとチャットしたりできる。
Farleighいわく、昨年の秋、Dote所属のインフルエンサーたちと一緒にフィジーへ旅行に行った際に、このアイディアが生まれたのだと説明した。
インフルエンサーたちが空港で買い物をしたり話をしていたりするのを見て「これだ!」と思ったのだという。そのような経験は「友人たちと一緒にショッピングモールに行く習慣がなくなり、消滅した」のだと彼女は言う。
このアイディアはインフルエンサーの間では好評で、このように話しているそうだ。
「Instagramでライブ配信をするのは大好きだが、あまり『意味のある』やりとりをした経験がないので、(Shopping Partyは)良い挑戦になる。普段は、いつも通りのマンネリなQ&Aセッションになってしまうから」
(本稿は米国版TechCrunchの記事を翻訳・編集したものです)