Goolgeは、他5社と共同で、日米間を結ぶ新たな海底ケーブル「FASTER」の建設にあたることになった旨をアナウンスした。最大60Tb/sの能力をもつ。他の5社とはChina Mobile International、China Telecom Global、Global Transit、KDDI、およびSingTelだ。NECがシステムの構築を担う。
Googleで技術関連インフラストラクチャ部門のバイスプレジデントを務めるUrs Hölzleは、Googleプロダクトの安定性および高速性のためにも「高性能なネットワークインフラストラクチャが必要となります。十億人規模のAndroid利用者にも、そしてGoogle Cloud Platformを使って開発を行なっている開発者にも役立つものとなります」と述べている。
もちろんこれまでにもGoogleは海底ケーブルの敷設に関与したことがある。たとえば2008年には3.3Tb/sの性能を持つ太平洋間海底ケーブルの「Unity」コンソーシアムに資本参加している。また(子会社であるGoogle SJC Bermuda Ltd.を通じて)東南アジアと日本の間を結ぶケーブルを敷設する4億ドルのプロジェクトにも参加しており、こちらは6月から稼働を開始している。こちらの方の容量は最大で28Tb/sとなっている。
今回のFASTERは、西海岸のLos Angeles、San Francisco、PortlandおよびSeattleなどのハブと結ばれることとなる。Googleのオレゴン州ザ・ダレスにあるGoogleのデータセンターとも近く、ここに保管される各種データの通信速度も向上することとなろう。
(via: The Next Web)
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(翻訳:Maeda, H)