オンラインフィットネス動画配信サービス「LEAN BODY」(リーンボディ)を提供するLEAN BODYは1月12日、第三者割当増資ならびに金融機関からの借り入れにより、総額5.2億円の資金調達を実施したと発表した。引受先は、新規引受先のi-nest capital、DBJキャピタル、AGキャピタルの3社、既存株主のYJキャピタル。
調達した資金により、採用強化、コンテンツの拡充、マーケティング、アライアンス拡大への投資を積極的に行う。
2015年12月設立の同社は「世界中の人々に最高の資産(カラダ)を」をミッションに掲げ、オンライフィットネス動画配信サービスLEAN BODYを提供。パソコンまたはスマホひとつで、時間や自宅・旅行先などを問わず、いつでもどこでもフィットネスが行えるとしている。
また、厳選した有名インストラクターを採用し、ヨガ・筋トレ・マッサージ・ストレッチなど400以上のレッスンを展開。ジムに通っているようなレッスンを受け放題という。
2020年は、コンテンツ拡充とサービスの認知に伴う会員数増加に加え、コロナ禍を受けた在宅時間の増加によりオンラインフィットネスの需要が急激に高まり、会員数が昨対比約900%の成長となった。
同社によると、オンラインフィットネスは、日本でもフィットネスにおける選択肢のひとつとして浸透しているという。今後さらにサービスの改善及び展開を加速するために、今回の資金調達に至ったとしている。
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