今日(米国時間7/16)の取引終了後にNetflixは、第二四半期の決算報告を発表した。その数字が出たあと、このビデオストリーミングサービスの人気企業は企業価値が急落し、本稿を書いている時点の時間外取引では株価が10%下がった。
このところ絶好調のNetflixに、何が起きたのか。同社の一般家庭市場の消費者たちの多くが家に閉じ込められている今は、成長を期待するのが当然ではないか。しかし同社は、投資家たちがこぞって歓喜するようなQ2の結果を出せなかったし、今後のパフォーマンスに関する予測も、期待はずれだった。
下落の原因は両方ではなく、どちらか一つだと思うが、Netflix自身はこう言っている:
- Netflixの業績: Q2は61億5000万ドルの売上が13億6000万ドルの営業利益と7億2000万ドルの純利益を生んだ。一株あたりでは、会社はこの3か月で1.59ドルを稼いだ。
Yahoo Financeのアナリスト平均によると、投資家たちは60億8000万ドルの売上と、1.81ドルの一株あたり利益を予想した。対してNetflixは売上ではわずかに上回り、利益では明確に差がついた。
同社はまた、顧客数の増加でも予想を上回り、CNBCによるとNetflixの新規のサブスクライバーは1009万人で、予想の826万人を超えた。
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確かに、悪い結果ではない。同社の株価の修正をもっと正しく理解するためには、同社がQ3について言っていることを見る必要がある:
- Netflixの予測: 売上は63億3000万ドルで営業利益12億5000万ドルと純利益9億5400万ドル。一株あたりでは2.09ドルを予想する。
Q3の新規サブスクライバーの予想は250万人だ。マーケットは第三四半期に対し63億9000万ドルの売上と2.00ドルの一株あたり利益を予想していたから、ここでもまた好悪両様だ。でも新規サブスクライバーの控えめな数字と売上の低成長が、ウォール街の気を削いだようだ。
そしてNetflixの成長が予想を下回るという空気が漂い、株価を押し下げた。同社の新規サブスクライバーの予想は確かに控えめかもしれないが、投資家たちは疑わしきは罰せずではなく、本当に罰してしまった。
決算報告のシーズンが本番になったら、さらに検討しよう。
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