AirPodsが発売されてから5年が経とうとしている。この間、ラインナップにはいくつか大きな追加があったが、エントリーレベルの製品ではほぼ同じような状況が続いてきた。
Apple(アップル)は米国時間10月18日、第3世代のAirPodsを発表した。このワイヤレスイヤフォンは、上位機種であるAirPods Proの機能とデザインに近いものになっている。新しいデザインでは、マイクのステムが短くなった他、硬いエッジを排除し、より輪郭のはっきりしたデザインになっている。
価格は179ドル(日本では税込2万3800円)で、前世代の159ドルよりも高い。本日より予約受付を開始し、10月26日に出荷が始まる(日本でも10月26日発売)。
新AirPodsは見た目が美しくなっただけではない。バッテリー駆動時間が6時間に伸び、新しいAirPods ProのようにMagSafe充電ケースを採用している。音響面では、新たに設計された「低歪み」ドライバーが搭載され、リスニング体験を強化している。また、これまでAirPods ProとAirPods Maxでしか利用できなかった空間オーディオも聴くことができるようになった。
その他のアップデートとしては、耐汗・耐水性が(ついに!)加わり、ワークアウトのお供として活躍する。また、AirPods Proで採用されているフォースセンサーによる入力を搭載しており、操作はタップではなくAirPodsのステムをつまんで行う。
またAppleは、AirPods第2世代も引き続き129ドル(日本では税込1万6800円)で販売する。
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(文:Lucas Matney、翻訳:Nariko Mizoguchi)