キリンが生ビールサブスク「キリン ホームタップ」を本格展開、2021年末の会員数10万人を目指す

キリンが生ビールサブスク「キリン ホームタップ」を本格展開、2021年末の会員数10万人を目指すキリンビールは3月8日、会員制生ビールサービス「キリン ホームタップ」を今春から本格展開して2021年末での会員数を前年約5倍となる10万人を目指すことを発表しました。

「キリン ホームタップ」は“工場つくりたてのビールのおいしさをいち早くお届けする”をテーマにした会員制のサービスです。会員の自宅にビールを月2回定期配送し、専用のビールサーバーで楽しめます。

サービス自体は2017年から開始していましたが、供給体制を越える応募数があった為度々新規会員受付を終了していました。今回ビールサーバーの供給体制などサービスの基盤が整ったため、本格展開に至りました。

2021年のマーケティング戦略としては、TVCMや体験会、SNSなどのPR活動で認知獲得や話題化を図るとしています。3月8日に実施された事業方針発表会ではTVCMに出演する俳優の中井貴一さんと天海祐希さんも登壇し、下記のようなコメントしました。

中井貴一さん

お酒は強い方ではないけど、泡ってこんなにおいしいんだって思いました。注ぐというエンターテイメント性があるから人に提供したくなります。コロナ禍なので難しいですが、ゲストにホームタップのビールを振る舞いたいです。

天海祐希さん

クリーミーでこんなにおいしいビールががおウチで飲めるなんてということで「キリン ホームタップ」に入会しました。家のどこに置いても収まる感じのおしゃれでかわいいサーバーのデザインが素敵です。

キリン ホームタップ

  • 対象エリア:全国(沖縄県および、一部離島地域を除く全国)
  • 利用料金(月 4L コース):月額費用税込み8250円〜。内訳は基本料金3190円+ビール料金5060円~(1L×2本セット×月2回)
  • 利用料金(月 8L コース):月額費用1万2430円〜。内訳は基本料金3190円+ビール料金9240円~(1L×4本セット×月2回)
  • 申し込み方法:キリン ホームタップ公式サイトにて受付

キリンの生ビールサブスクリプション「Home Tap」工場直送の美味しさにハマる(石川温)

(Source:キリン ホームタップ公式サイトEngadget日本版より転載)

関連記事
テレワークスペース・シェアの「テレスペ」が「ワイン飲み放題付きテレワーク」プランを提供開始
最初の1杯が毎日無料になるBARのサブスクmellow運営のJapanFuseが資金調達
飲んだ日本酒からユーザー好みの日本酒を分析・提案する「サケアイ」が資金調達
世界中の日本酒消費者・ソムリエと酒蔵をつなぐSakeistアプリをKhariisが公開
ITで21世紀を代表するビールをつくる——元Tech in Asia日本編集長が創業したBest Beer Japanが1500万円調達

カテゴリー:フードテック
タグ:キリンビール(企業)酒・アルコール飲料ビール(用語)日本(国・地域)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。