ツイッターがスレッドをまとめて共有するアプリ「Threader」を買収

Twitter(ツイッター)は米国時間11月15日、ユーザーがTwitter上で長いスレッドを目にしやすくなるよう、Twitterのスレッドをまとめ、お気に入りを共有できるアプリThreader(スレッダー)の買収を発表した。ユーザーがスレッドに返信し、Threaderのプロフィールをタグ付けし「compile(まとめる)」という言葉を書き込むと、Threaderのボットがスレッドを記事のように読みやすい形式で表示するリンクを作成する。

「我々は、280文字(半角で)という制限の中で、より長い考えを表現するために努力しているTwitterユーザーが共有しているすばらしいコンテンツに気づきました。しかし、そうしたコンテンツは見つけにくく、読みづらいものでした。我々はTwitter上で共有されているこのようなすばらしいストーリーや知識にスポットライトを当てたいと感じていました」とThreaderはブログへの投稿に書いている。

ちょうど先週、Twitterプラットフォーム上でのユーザー体験を向上させる機能を提供する有料サブスクプロダクトTwitter Blueが米国とニュージーランドで始まった。そうした機能の1つがリーダーモードだ。Threaderアプリと同様の機能を持ち、スレッドを邪魔にならない形で表示する。Twitterによると、Threaderの共同創業者Marie Denis(マリー・デニス)氏がリーダー機能の構築に協力したとのことだが、TwitterはThreaderの実際のプロダクトを自社の技術スタックに統合しなかった。

買収の条件は明らかにされていないが、デニス氏はTwitterのLongformチームに加わり、リーダーなどの機能や他の類似プロダクトに携わる。買収の一環としてThreaderは30日以内にサービスを停止するため、同アプリのファンがThreaderのリーディング体験を維持したい場合は、月2.99ドル(約340円)を払ってTwitter Blueに加入する必要がある。

今回の買収は、Twitterが最近行ってきたいくつかの買収の1つに過ぎない。主な買収案件には、ニュースレター・プラットフォームのRevueと、Twitter Spacesの基礎を築いたBreakerがある。そしてTwitterは2021年10月に、グループチャットアプリのSphereを買収したばかりだ。

画像クレジット:Threader

原文へ

(文:Amanda Silberling、翻訳:Nariko Mizoguchi

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。