テクノロジーが進歩しても道路で立ち往生する車の数は増加の一途を辿っている

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自動車における全般的な技術的進歩にも関わらず、車の故障件数は実際には急速に上昇している。フォーチュン誌によると、昨年、全米自動車協会(AAA)が車の故障のため対応したドライバー数はこれまでで最多の3200万人に達した。その故障箇所は、タイヤのパンクが多かったが、その他にもエレクトリック・キーレス・イグニッションの電池切れなどがあった。

さらにAAAによると、比較的最近の技術であるメンテナンス通知やエンジン異常の警告などの導入にもかかわらず路上で立ち往生する車の数は減っていない。どのようにすれば車の故障を未然に防ぐことができるのか、そのために自分で出来ることは何でそれを怠った場合どうなるか、また車の故障を防ぐためにメーカーの出来ることに関してAAAに聞いた。

エレクトリック・イグニションについては、AAAスポークスマンは以下のように勧めている。「いわゆるスマートキーは、使用していない時は少なくとも車から10フィート離すことで、電池の浪費を防ぐことができます」また、「特に必要ない時にはスマートキーを車内に放置したり、鍵を一晩中車の横のガレージの壁にかけっぱなしにしておくのは良くありません」とアドバイスしている。

AAAとしては、車のメーカーが、以前そうであったようにスペアタイアを標準装備として提供することが望ましいと考えており、そうなればタイヤのパンクによるAAAの出動要請回数は減少するはずだ。

「総じて、車の故障で立ち往生しないためにはメンテナンスを怠らないことです」と、AAAは付け加えた。「今日、テクノロジーの進歩により、メンテナンスの告知やダッシュボードに表示される様々な警告など、運転中の故障を未然に防ぐ様々な工夫がなされていますが、結局のところはドライバーが行動を起こさねば何も始まらないのです」

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(翻訳:Tsubouchi)

投稿者:

TechCrunch Japan

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